出版社内容情報
就学するまでのかけがえのない親子の時間の過ごし方を、名門幼稚園のベテラン教諭が、四季折々のエピソードとともに
内容説明
伝統ある名門幼稚園のベテラン教諭から、子育て中のあなたへ贈る12ヵ月のおたより。
目次
4月 はじまりの時
5月 自分らしい一歩
6月 ためこまれていくもの
7 キラキラな夏へ
8月 特別な時間
9月 広がる仲間の輪
10月 自分への挑戦
11月 贈り物は突然に
12月 年満月の子どもたち
1月 新しい輝きの中で
2月 寒い日も元気いっぱい
3月 春はすぐそこに
著者等紹介
宮里暁美[ミヤサトアケミ]
お茶の水女子大学附属幼稚園副園長。お茶の女子大学家政学部児童学科卒業。静岡、東京で公立幼稚園教諭を経て2007年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みっこ
31
知育や早期教育などの情報で溢れる中、子どもの歩みに寄り添ったゆったりとした一冊でほっとしました。幼児期の子どもに先走った教育は必要ない。園や公園での自由な遊び、身近な自然に絵本におもちゃ。日々の生活を大切にすることがなによりも子供の成長につながりますね。2022/04/29
さく
17
子どもに寄り添った言葉が心に響く。「お気に入りの遊びは、その子の根っこになっていきます。気に入った遊びに取り組みながら、子どもたちはたくさんのことをためこんでいます。子どもが育つのには時間がかかります。手をかけ心を注いで、子どもが自ら伸びていくのを、ゆっくりしっかり見守っていきましょう(p29)」「幼児期の遊びを通した体験は、小学校以降の学びの基盤です。入学を前にして大切にしたいことは、先のことを心配することではなく、「今」を存分に生きること。(p86)」ほんと、今を楽しんでほしいな!2024/09/06
ゆき
0
幼稚園の先生である著者は、子どもが発することばにならない訴えや願いを見て聞いて感じとることを大切にしてきたという。その前説に深く共感。教育者でありながら、子どもと同じ目線にも立つことのできる感覚が素晴らしい。子どもの持つ瑞々しい感性、自分自身も、年を重ねてもどこかに持っていたいと思った。2015/12/21
おはる
0
感受性豊かな子どもと日本の四季。 大事にしたいですね。2014/03/09