出版社内容情報
野球の醍醐味<ホームラン>を9個の切り口で特集し、読者と9回勝負。1回のテーマは、「一本足打法」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TCD NOK
12
Nnmberほどインタビューに答える選手が気取っておらず(笑)、選手の本音がそのままの言葉で書いてあって面白かった。ホームランをメインにしたテーマで、王さんの技術論の他、一本足打法を真似した選手達のインタビューがこぞって一本足打法は無理と答えていたのが印象に残った。あれだけホームランを打てる打法なら、誰でも真似するのが普通だけど、真似して打てる人がいないのは、それほど難しいということ。体の負担も大きく、大豊などは「こんな打ち方していたら数年で体が壊れて野球人生が終わる」と言っていた。
刷子筆男
4
これはハッキリ言って、感心した。この本にはOPSだのどーのというデータ遊びの話は少ないし、筆者の自己満なNumber調・歯の浮く感動ドキュメントもないし、ドラフト予想といったニッチなマニア遊びもない。もちろん、ライターの勝手気ままな選手評なぞも、ない。真摯なインタビューでキチっと大物を取材しまくって、それをテーマとリンクさせるという手法は、「野球」を読み物として1冊作るには、一番適しているんじゃないかという思いを新たにした。続けて読みたい。2013/11/04
tak
4
読み応え有り。2013/11/02
anken99
3
初めてこのシリーズを手にしたが、タイトル通り読ませる!9回という構成が秀逸な特集では、ワンちゃんから田淵、掛布といったスーパースターから、駒田、大豊、小早川といったところまで、ホームランをテーマにしっかり読ませてもらった。第二特集のロッテLOVEも、なかなかイイ感じ。全体的に誤字が多いのは残念だが、次の号にも期待がふくらむ。2013/11/30
パット
3
ロッテファンなのでミスターロッテ有藤さん、初芝さんのロングインタビューは大変読み応えがあった。又荒川博さんの一本足論で「王はオレの一生の傑作」というコメントが印象深い。2013/10/27