内容説明
「9歳からシェフだった!」川越達也が贈る「美味しい」を作る発想のヒント。
目次
第1楽章 食べて、食べて、記憶する。豊富な食体験が「味の記憶」を作る(宮崎の自然の恵みが僕の「味覚」を育てた;苦みを知って、味覚のものさしを知った ほか)
第2楽章 「味を正確に記憶」すると「逆算」できる。「できあがりの味から素材へさかのぼる」(ファミレスで「おいしい記憶の引き出し」を作る;手に入れた「味の記憶」をどう生かすか ほか)
第3楽章 1つが3つ、3つが9つに。「逆算できる」と料理上手になれる(新しい調理作業が逆算力を高める;線を反対にたどって逆算する ほか)
第4楽章 失敗料理、あまった料理は蘇る。「作った料理をひろげていく」(なぜそう作り変えるのか、発想法に注目!;「食感が悪い」は真逆の「いい食感」に持っていく ほか)
第5楽章 有名シェフになろうとも自分は自分。戦うときは戦うぞ。「そのままの自分で勝負」(料理職人に対する思いは裏腹;テレビ出演は僕なりの戦術 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ふふ
1
パラパラッとめくって即購入。私の趣味は、美味しいもの食べて家で再現を試みること。おこがましくも共感出来て嬉しかった。2025/04/18
sakuta10w
1
2013年12冊目。「TATSUYA」作ってほしい(笑)2013/01/30
yuko
1
主婦歴20年余り、そこそこの料理をだらだらと作ってきましたが、「ファミレス越え」に開眼。明日から精進します!2012/09/03
のんすけ
0
川越シェフのテレビに出ている表の顔とは違う、料理人としての考えや経営者としての考え、また人としてのスタンスがわかり面白かった。私は食べ歩きが好きで家でも思い出して料理するが、逆算してまで追求するほど料理が好きではない。途中飽きたのも事実。でもこれから漫然と外食するのか視点を定めて食べるのか変化するだろうと思う。2013/04/07
rodshumia
0
体験談がスマートなお顔に似合わず(笑)戦いが泥臭い一方で、本の中で度々語られる「逆算力」は経営者としてのそれとしてもとてもシビアにクールに見ていてとても興味深かった。私も「逆算力」を身につけたい。2013/01/26