• ポイントキャンペーン

新版1988年10・19の真実―近鉄‐ロッテ ダブルヘッダー涙の川崎伝説 (新版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 287p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784072717622
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0195

内容説明

13日間で15連戦。迫り来る時間との闘い。非情な有藤監督の猛抗議。過酷な、あまりに過酷な条件の中で猛牛戦士たちは死力を尽くして戦った…。

目次

第1章 「10・19」は今も生きている
第2章 ドラマの幕開け 11:00
第3章 第1戦129試合目 15:00
第4章 死闘と死闘の間 18:21
第5章 決死の最終戦 18:44
第6章 見果てぬ夢 22:56
第7章 それからの『10・19』―1998・10・20~
第8章 そして、今…2010年版

著者等紹介

佐野正幸[サノマサユキ]
1952年札幌市生。神奈川大学卒。中学時代のファンレターが縁で知り合った西本幸雄監督の所属する阪急、近鉄の応援団長として全国各地の球場を駆け巡る。西本氏の縁で入社した近鉄百貨店を98年退社、その後はパ・リーグよりのスタンド視点の作家として著書多数、講演、テレビ・ラジオコメンテーターでも活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ドリル

35
ちょうど今日が10.19である。アレから32年もの時が流れたことを感じてしまう。近鉄沿線に住んでいたこともあり、小学生時代はトリコロールカラーの帽子をかぶっていた数少ない近鉄ファンだった。思春期になると近鉄ファンであることが恥ずかしくなり阪神ファンとの掛け持ちをした。この頃だと大石大二郎と村上隆行がめちゃくちゃ好きで応援していた。今は無き藤井寺球場にもよく応援に行っていた。川崎球場には行ったことが無いので一度行ってみたかった。負けて伝説を作るのが近鉄だ!と偉そうに豪語していた青春時代が懐かしい。(★★★)2020/10/19

金吾

27
私は近鉄ファンではありませんが、この時は近鉄を応援していました。奇跡のような試合であったことを覚えています。ファンならではの話や川崎球場の話は面白かったです。2023/01/17

赤い肉球

13
ペナントレースも終盤になると、毎年のように思い出すこの日のこと。作者の個人的なことはちょっと蛇足だと思ったけど、記録として読むには非常に良く書かれていた。この日を振り返るにはファン目線であるので、自分がスタンドで応援してるかのよう。公にされてなかった選手や球場スタッフなどの裏話にびっくりした。近鉄ファンの必読の書ですね。どうして今まで積んでおいたのか…。それはやっぱり涙なしでは読めないと思ったから。でも、その瞬間の事がさらっと書かれていたので、ちょっと期待はずれだったかな。2015/10/16

幕張〜んず

1
26年前、学校から帰宅して食い入るようにテレビを見ていたことを思い出す。 自分の野球観戦の中でもこの10.19がベスト。 可能ならば近鉄という球団を復活させてほしい。(親会社があるんやからね) 10表の羽田のゲッツー、西村が武士の情けでセカンドベース寄りに守っていたのは改めて知らされた。 羽田が流し打ちをしていれば、西村が通常に位置で守っていたら…2014/04/27

じゅんぺい

1
直近に山際淳司さんの「江夏の21球」を読んでから、スポーツノンフィクションにハマってしまい、あの思い出の名勝負「10・19」作品を探し入手。リアルタイムで感動したノンフィクションだったので、なつかしく読みました。川崎球場の独自性(観客席でマージャンしたり、キャッチボールしたりする)には笑えます。あまりにも著者寄りの視点なのは少々気になりますが、いかにドラマチックな一日だったかはよく伝わってきます。読後、YouTubeで見ましたが、凄まじいダブルヘッダーであり、100年に1度あるかないかの出来事だと思います2011/11/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/506557
  • ご注意事項