内容説明
生きていくのに必要なのは株や金融の知識じゃない!誰も教えてくれなかったお金と仕事と暮らしの教科書。
目次
プロローグ 16才に、お金について話すわけ
第1章 お金とどうつき合っていきますか?
第2章 お金を“使う”
第3章 お金を“稼ぐ”
第4章 お金を“貯める”
第5章 高校生のお金感覚
お金について困ったら・迷ったら
著者等紹介
工藤啓[クドウケイ]
1977年東京生まれ。日本の大学を中退後、滞在していたシアトルで「若者支援システムが必要になる」と感じ、帰国後、ニート・フリーターの就労支援団体「育て上げ」ネットを立ち上げる。2004年5月、NPO法人化。若者たちと直接かかわり、粘り強く就労支援する姿勢は高く評価されており、2003年・厚生労働省設置ヤングジョブスポットよこはまチーフアテンダント、2004年・立川市設置ジョブステーション立川統括責任者に就任。内閣府「若者の包括的な自立支援方策に関する検討会」委員、厚生労働省「若者自立塾設立準備懇談会」委員を歴任する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
cochou
2
高校生向け金銭教育プログラムを実践している人の本。高校生のお金の感覚が生き生きしていて面白い。高校生向けの語り口としてもわかりやすい。所々で自分語りが入るのは生きていく際の選択とお金の関係を高校生に理解してもらう効果がある。ただ、その分散漫にになっている印象を受けた。せっかく生の高校生にたくさん接しているのだから、そこをもっと取り上げた方が面白くなる。 金銭教育プログラムとしてはなかなか良くできていると思うがあまり普及しているように思えない。何が金融教育普及のネックになってい。るのだろうか2019/07/29
syu
0
「お金とのつき合いの心構えとして大切なのは、お金に合わせた生活はしないという意思」「色々な事情があって親と暮らすことができない人、頼れる人が近くにいない人には最後の最後で助けを求める場所がないんです」勉強になりました。本の中の高校生の考え方が面白いなぁ。2012/09/13
melon
0
現在20歳の私が読んでも、十分勉強になった。高校生のときに、読んでおきたかった!と心から思った。将来自分の子供に読ませたい。2010/10/30
よっちん
0
今の高校生はこの本程度なのか?小学校の教科書を読んでいるようだ。でも内容は分かりやすくて良かった。ニート対策に小学生ぐらいから必要だと思います。本当に破綻する人は高校には行けてないと思うので。もしかしたら中学でも行けてないから。2010/04/23
yumitan
0
高校生でこの話を聞いたら、いろいろ考えるいいきっかけになるんじゃないかな~と感じた。自分はこういったことについて何も考えてなかったな~と思う今日この頃…この不況のご時勢、「考えるきっかけ」を与えられている16才と与えられていない16才では、人生が変わるかもしれないな。2010/04/16
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