出版社内容情報
好評の「最新医学シリーズ」の一冊。膠原病は、免疫異常で自己抗体がつくられ、その抗体が自分の組織を攻撃し、炎症を起こしてしまうという自己免疫疾患の総称である。膠原病に含まれる病気には、共通点は見られるものの、一つひとつは独立した病気で、それぞれ特徴的な症状があり、治療法も違う。病名には、全身性エリテマトーデス、強皮症、多発性筋炎などがあり、発熱、疲れやすい、関節炎、筋肉痛、こわばりなどの症状が見られる。現在、日本における膠原病患者は約10万人。20歳代後半から30歳代の働き盛りの年代にかかりやすく、特に女性はこの時期に結婚、出産などの人生の岐路にたつことが多いので、本人だけでなく、家族にとっても大きなダメージを与える。そのため、この病気に対する正しい知識、症状、最新の治療法・治療薬、社会福祉制度、等々の情報が求められる。本書は、専門のドクターを監修に迎え、膠原病の最新情報をわかりやすく解説した決定版!
内容説明
早期発見・早期治療が決め手。最新の薬物療法を詳しく解説。日常生活のケアと社会制度。
目次
第1章 膠原病とは何か?
第2章 どんな症状があるか?―病気に早く気づくために
第3章 膠原病の検査には、どんなものがあるか?
第4章 治療法について、知っておきたいこと
第5章 “病気別”症状・診断・治療法を詳しく知る
第6章 悪化を防ぐ日常生活のケア
第7章 療養生活を支える社会制度
著者等紹介
三森明夫[ミモリアキオ]
1981年東京大学医学部卒業。内科研修後、東京大学物療内科入局。86年山梨県立中央病院アレルギー科、88年ミシガン大学リウマチ科研究員、92年自治医科大学アレルギー膠原病科講師、98年埼玉医科大学リウマチ膠原病科助教授、2002年より、国立国際医療センター勤務(第一病棟部長、膠原病科代表)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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