サザンな大人たち

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784072489291
  • NDC分類 361.64
  • Cコード C0098

内容説明

こんな生き方をしても許される時代になった。ドイツの新進気鋭ベストセラー作家が、史上最長の若者時代を過ごしている、30代後半~40代の「若い大人たち」の今を解剖。

目次

パーティーの翌朝
『ねえ君、ぼくは若くなったんだ』
私たちはいったい何歳なのか?
ソフィーの選択
終わらない青春
スターは年を取らない?
まだ自由を楽しみたいだけ
今、世界は「若さ」を必要としている
若々しい肉体の美しさ
未来は若者だらけ?〔ほか〕

著者等紹介

ザイドル,クラウディウス[ザイドル,クラウディウス][Seidl,Claudius]
1959年ヴュルツブルク(ドイツ)生まれ。ミュンヘンの大学で政治、経済、コミュニケーション論などを学ぶ。ミュンヘン映画博物館で映画史を研究。各種の新聞や雑誌に映画評論を執筆。フランクフルター・アルゲマイネ紙と南ドイツ新聞で文化欄を担当。現在は日曜版フランクフルター・アルゲマイネ紙の文化欄チーフ。著書多数

畔上司[アゼガミツカサ]
1951年生まれ。東京大学経済学部卒業。日本航空勤務を経てドイツ文学・英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たくのみ

1
ドイツ人である著者のジェネレーションギャップの概論として読んだ。40代の人向けで内容はソフト。70年代の学生運動の先鋭化の結果、唾棄すべきものとして「大人」の文化までが否定され、その結果、ヨーロッパで一番アメリカナイズされたドイツが出現したという指摘、東という老人帝国の崩壊とシュミット、コールへの複雑な思いと評価。「青二才」が幅を利かせる状況への危惧、今の日本とも共通するテーマも多くフムフムと読んだ。2012/06/26

まつ

0
ドイツ人によって書かれた本だけど「日本?」と思うほどの類似性。世界は共通して「若くいること」に向かってるのか。音楽や文化、流行を織り交ぜて現代を生きている「老いない」「大人」について考察。私も同じような年代として思い当たったりして面白く読めた。2012/07/04

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