出版社内容情報
血液中の中性脂肪の量が多くなりすぎる病気(高中性脂肪血症)が、近年、中高年層を中心に急増しています。この病気は動脈硬化や血栓症を起こしやすくします。血管が詰まり、脳卒中や心筋梗塞などの重大な病気を招きかねないのです。また、中性脂肪は内臓脂肪型肥満を引き起こしますが、内臓脂肪型肥満になると中性脂肪値も高くしてしまいます。つまり、コレステロール値と並んで中性脂肪値も決して侮れないのです。内臓にたまった中性脂肪を効率よく減らし、中性脂肪値を改善するには、食生活の改善が欠かせません。本書は、そのための新しい献立集です。主菜・副菜・もう一品の各料理を数多く紹介してあり、それぞれを好みで組み合わせることによって栄養のバランスがとれた献立を自由に構成することができます。どの料理も、おいしくて変化に富ませてあり、組み合わせ方は無数。毎日使っても飽きません。中性脂肪値が高いといわれた人に欠かせない１冊です。
内容説明
本書を使えば…中性脂肪値が高い人のための理想的な食事が作れます。食べられる量がすぐわかり、めんどうな栄養計算はいっさいいりません。１日に必要な栄養素をバランスよくとることができます。ご家族の方にも召し上がっていただける、おいしいメニューが作れます。塩分摂取量１日１０ｇ以下を目安にした減塩食が作れます。変化に富んだ和・洋・中のさまざまな健康料理が作れます。
目次
中性脂肪を減らし、栄養バランスの要となるおかず―主菜（魚介料理；肉料理；豆腐・大豆製品料理）
ビタミンや食物繊維たっぷりの野菜中心のおかず―副菜
ビタミンやミネラルを補給する小鉢おかず―もう一品
著者等紹介
吉田美香［ヨシダミカ］
管理栄養士。平成８年、服部栄養専門学校卒業後、食材の宅配会社に勤務し、メニュー開発や糖尿病食の献立作成に従事。その後、医療・健康情報の提供や医療施設での栄養指導に携わるなど多方面で活躍
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