出版社内容情報
「子どもたちがビデオやテレビを見ていてくれないと家事ができない」「遊びの相手をするのは疲れる」「知育に役立つ」などさまざまな理由で、たくさんの乳幼児がビデオやテレビを見せられているようです。けれどことし前半に日本小児科医会と,日本小児科学会から、あいついで「乳幼児のテレビ視聴は危険であり、セーブするように」といった趣旨の勧告が出されました。ビデオ・テレビの長時間視聴はほんとうに乳幼児にとって有害なのでしょうか?雑誌『コモ』ではゲームも含めて、何年にもわたって誌面でこの問題に取り組んできましたが、メディアが家族にとってどんなものなのかをいちどはっきりさせてみたいと考え、ことし4月号で「ノーメディアチャレンジ」を誌上でやってみることにしました。46家族が挑戦し、結果6日間達成できたのはわずか6家族。あらためてコモ世代のファミリー(特に親)のテレビ中毒ぶりが浮き彫りになったのです。そしてテレビに親子のコミュニケーションの時間が、子どもの遊ぶ時間が,奪われていることがはっきりしました。この本では誌上で大きな反響があったこの体験談を中心に、子どものメディア視聴をどう考えればいいのかの答えに迫ります。
内容説明
メディアが子どもの体を蝕む!?テレビが誕生して半世紀。弱っていく子どもの心と体を徹底検証!テレビが奪う親子の会話、成長に必要な睡眠時間。遊ぶ相手も場所も時間もない!このままでいいの?子どもの遊び。テレビもゲームを完全にオフ!17家族のノーメディアチャレンジ体験談。子どもを守るために大人にできることは?6日間テレビのない生活に挑んだ家族の体験満載。
目次
1 いま子どもに何が起こっているのか―メディアが激変させた子どもたちの心と体(テレビ登場半世紀。何が変わったのか;弱くなる子どもたちの体 ほか)
2 遊べなくなった子どもたち―メディアに奪われた外遊び
3 テレビを消したら何かが変わった―わたしたちのノーメディアチャレンジ(6日間達成 ノーメディアを達成した9家族;6日間達成ならず!それでも家族でがんばりました)
4 テレビの前から子どもたちを引き離そう!―大人がやらなきゃ変わらない(いますぐにできる5つの提案;「わたしの子ども」から「わたしたちの子どもたち」へ)
巻末付録
感想・レビュー
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