出版社内容情報
すべての魔法使いのあこがれであり、世界中の物語のなかで愛されてきた史上最大の魔術師マーリン。謎にみちたマーリンの少年時代をえがく本格冒険ファンタジーの第二弾。悪の王スタングマーを倒し、〈死衣城〉を粉々にしたマーリンだったが、今度はフィンカイラを救う大事な使命――花琴をかなでて、フィンカイラの大地に生命をとりもどさせるという使命――をおうことになった。しかし、自分の力を過信したマーリンは、それを認めてくれない周囲の人々に怒りを感じる。完全にすねてしまった彼は、自分の力を認め、褒めてくれるにちがいない母親に会いたくなり、とちゅうで使命を投げすて、魔法の貝の力を借りて、母親をフィンカイラに呼びよせてしまった。しかし、それは悪の神、リタガウルの復讐の第一歩だったのだ。母親の命を救うには、七つの魔法の歌の謎をすべてときあかさなくてはいけない――しかも、月の満ち欠けがひとめぐりするあいだに。マーリンの死にもの狂いの冒険が始まった!
内容説明
自分の力にうぬぼれたマーリンの愚かなおこないのせいで母親のエレンがリタガウルの魔の手にかかった。命を救うには、“黄泉の国”にいって霊薬をもらってこなければならない。そして“黄泉の国”にいくためには、七つの魔法の歌の謎をすべてときあかさなくてはいけない―タイムリミットはつぎの新月だ。愛する人の命がかかった冒険にマーリンは死にものぐるいでのりだした。
著者等紹介
バロン,T.A.[バロン,T.A.][Barron,T.A.]
コロラド山脈のふもとに生まれ、自然のなかで育つ。英国のオックスフォード大学に留学し、在学中にスコットランドやアイルランドを旅したことに触発されて小説を書くようになった。妻と5人の子どもたちとコロラドに暮らす
海後礼子[カイゴレイコ]
翻訳家。1972年東京生まれ。国際基督教大学卒。成城大学大学院で西洋美術史を学ぶ
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感想・レビュー
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たるき( ´ ▽ ` )ノ
ゆきじ
めにい
ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪
コウヤ