出版社内容情報
陶芸を楽しむための基礎技法と知識が、実際の作品の作り方プロセスを追いながら学べます。各種の基本技法別解説もすべて、カラーの写真プロセスで追いながら、わかり易く紹介。プロセスでは、失敗しないためのコツや上手に作るための「ワンポイント・アドバイス」や「プロの裏ワザ」など、参考になるコラムが。年代、性別を問わず、陶芸を始めたいと思っている人、あるいは始めたばかりの人でも、見るだけでわかる初心者のための陶芸入門書。この1冊で、陶芸の基本が完全にマスターできます。【構成】巻頭:この本で作った作品(約30点)。簡単で身近な日常使いの器(小皿、中皿、角皿、小鉢、カップ&ソーサー、ビアジョッキー、マグカップ、湯のみ、ご飯茶碗、箸置き、ぐい飲み、徳利、片口、花瓶など)〈レッスンページ〉①粘土の種類と特徴。基本的な練り方②成形の基本技法:手びねり(ひもづくり、たまづくり、たたらづくり、板づくり、巻きづくり)③成形の基本技法:ろくろづくり④装飾技法(型押し、くし目、線描き、面取りなど)⑤釉薬の種類と特徴。かけ方。絵つけの方法。⑤素焼きと本焼き、窯について⑥陶芸に使う道具⑦主なやきものの産地と種類⑧見たい項目がすぐ開ける便利な索引
内容説明
日頃使っている、身のまわりの器を自分の手で作ってみませんか。本書では、土を練って形を作ることから、絵付けや釉薬の掛け方、焼成まで。はじめての人でもわかりやすいように、プロセス写真つきで手にとるように詳しく解説しています。
目次
やきものができ上がるまでの工程
1章 いろいろな粘土―特徴と扱い方
2章 手びねりで好みの器を作る
3章 電動ろくろで作る器のいろいろ
4章 器を引き立てる装飾技法
5章 釉掛けと絵付け
6章 焼成から窯出しへ
全国の代表的な窯場
陶芸の道具
著者等紹介
岸野和矢[キシノカズヤ]
1951年山梨県生まれ。1973年東京造形大学彫刻科卒業。佐藤忠良、岩野勇三氏に師事。美術教師を経て、国内、海外8カ国の窯場を見聞。1983年東京都国立市に『陶芸教室けんぼう窯』を開設。1991年山梨県三富村に登り窯を開設。2002年山梨県塩山市に登り窯を新設
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