出版社内容情報
シーダーはもうすぐ13歳。生活をささえるのに忙しい母親と、頼もしいけれどちょっとワルい兄との3人暮らし。美人でもなければ、これといったとりえもなく、かわいい女の子たちにちょっぴり嫉妬したりする「パッとしない」ふつうの子。学校では、ちょっとおしゃれでかわいい子たちからはバカにされ、人気者の男の子たちからは変人扱いされている。ところが、ある日、飼い犬のスティンキーが行方不明になったことから、カイトという少年と出会い、さえないシーダーにも少しずつ変化がおとずれて……。カイトとの出会い・交流を通して、自分や自分の家族に対する自信を少しずつとりもどしていくシーダー。カイトはカイトで問題を抱えているが、彼もシーダーとの出会いを通して、強くなっていく。最後には、二人で「パッとしない」友だちを巻きこんで・・・。自分の内に、秘められた可能性や力があるということを信じられるようになり、「ありのままの自分でいること」に誇りがもてるようになれる物語。誰だって輝くものをもっているし、変わる必要なんてないんだということが、力強くうたわれる。小学生から大人まで、自信を失っている人たちに送られる温かい「人生のエール」小説。
内容説明
シーダーはもうすぐ13歳。生活をささえるのに忙しい母親と、頼もしいけれどちょっとワルい兄との3人暮らし。美人でもなければ、これといったとりえもなく、かわいい女の子たちにちょっぴり嫉妬したりする「パッとしない」ふつうの子。ところが、ある日、飼い犬のスティンキーが行方不明になったことから、カイトという少年と出あい、さえないシーダーに少しずつ変化がおとずれて―。
著者等紹介
マレイ,マータイン[マレイ,マータイン][Murray,Martine]
オーストラリア、メルボルン出身の絵本作家
斎藤倫子[サイトウミチコ]
1954年生まれ。国際基督教大学卒業
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