出版社内容情報
「三度のセックスより美女とのお茶が好き」な吾妻久史さんと、「ブスをちやほやして、調子に乗ったところで……」な今野新一さん。鉄壁の友情で結ばれた2人が10代後半~30代前半に通り抜けたさまざまな愛の形を22篇のストーリーで綴る。全編に漂う80年代後半~90年代独特の空気感。友情を挟んで繰り広げられる男女のやりとり、かけひきには、怒り、喜び、悲しみ、ずるさなど恋愛中なら誰しも経験したことのあるすべての思いが内包されている。愛のあるセックス、愛のないセックスを通して見える主人公たちの感情の吐露に、ときには深く共感し、ときには激しい反発さえ覚えるリアリティ。章扉を彩る女性のイラスト(※カラーもあり)はつい触れて、愛したくなるような魅力を放つ。【目次より】東京の朝のラッシュ・日曜日はこれから・愛があるから大丈夫・ハンバーグならベスト・夜に酔う人・20点増しの女・じゃあ嘘のセックスって?・決戦は内科病棟・ 別れ話は電話に限る・待ち合わせの相手・ドリブルしてたんだ・やれないハーレム・B型の君・ステーキとカレーパン・やっぱ喪服でしょ・朋子と玲子・やったぜ、母子家庭・ゲスト扱いは一度きり・ウランバートル娘、など。
内容説明
『天国の本屋』の著者が贈る90’s恋愛グラフティ。鋼のような友情で結ばれた2人が10代後半~30代前半に通り抜けたさまざまな愛の形。
目次
東京の朝のラッシュ
日曜日はこれから
愛があるから大丈夫
ハンバーグならベスト
夜に酔う人
20点増しの女
じゃあ嘘のセックスって?
決戦は内科病棟
別れ話は電話にかぎる
待ち合わせの相手〔ほか〕
著者等紹介
松久淳[マツヒサアツシ]
1968年生まれ。東京都出身
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