天国の夫へ13年目のラブレター

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  • サイズ B6判/ページ数 187p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784072344132
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ロザンナが最愛の夫、ヒデをガンで亡くし、今年は13回忌を迎える。一人の男を徹底的に愛し抜いたロザンナが、ヒデに宛てるラブレターの形で初めて明かした不滅の愛の奇跡。

幸せな家庭を突然襲ったヒデへのガン宣告。たった半年足らずの闘病でヒデが亡くなって、あとに残されたロザンナと幼い3人の子どもたちが、その後の12年間を、故国イタリアへも帰らずにどのように生きたのか、そして数々の苦悩に耐えて一人の男をここまで愛しぬくことができるものなのか。日本人より日本人らしいと言われる「古風な女」ロザンナは、一目ぼれしたヒデを一途に愛しつづけたが、多くの女性に人気のあったヒデは、長い間女性関係でロザンナを悩ませつづけていた。13回忌を迎える今だからこそ明かせる「病床の愛人問題」も含め、ヒデへのラブレターの形を借りて、それでも変わらぬ思いを書き綴る。愛の不毛な現代に、まさしく奇跡のような愛の物語ではあるが、ロザンナも50代に入り、3人の子どもたちはそれぞれ独自の道を歩き始め、孫も生まれた今、昔のロザンナのままではいられない。新しい人生の第一歩を踏み出すために、ヒデに区切りのラブレターを書いたのである命日当日の日本テレビで、この本のテーマの特版も組まれる予定。

内容説明

ダイナミックに生き、潔く去ったあなた。亡き夫・ヒデに語る、優しくせつない心の叫び。

目次

1 激しい愛(ヒデという男;私という女;愛の嵐;そして、愛を掴んだ私;結婚と芸能界追放と;十五年の愛の暮らし)
2 死、あなたについた嘘(突然の病魔、ふたりの闘い;近くなれた私たち;お金のためについた嘘;知っていたんでしょ、ヒデ;最後の指相撲)
3 ひとりの道(暗い穴の中で;神は奪い、そして与えてくれる;解き放たれた私;子供たちの協力;友だち親子)
4 天国で会える日のために(いまの私が好き;雑草のように強く;天国で待っててね)

著者等紹介

ロザンナ[ロザンナ]
本名:ロザンナ・ザンボン。1950年7月3日、イタリア北部スキオで生まれる。日本でイタリアン・バンドとして活動をしていた叔父の誘いで、17歳の年に歌手として来日。’68年、ヒデ(出門英)と出会い「ヒデとロザンナ」を結成。デビュー曲の「愛の奇跡」をはじめ、多数のヒット曲で人気を博す。’75年2月、ヒデとの愛を育み、結婚。同年、長男・士文誕生。’78年、次男・来門、’81年、長女・万梨音が生まれる。’90年6月17日、夫・ヒデが約半年の闘病生活の末に死去。’91年、テレビ朝日系番組「モーニングショー」のレギュラー・キャスターに抜てきされ、芸能界に復帰。日本人より日本的な心意気と持ち前の陽気さで、お茶の間の人気を呼ぶ。現在、テレビ、ラジオ、ディナーショーなどで、歌手・タレントとして活動する一方、イタリア家庭料理の腕前にも定評があり、料理ブック、イタリア家庭料理ショー、愛し愛されること、子育て、お料理をテーマとした講演等で活躍中
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