出版社内容情報
胃・十二指腸潰瘍の治療を受けている方、治療後の方の家庭での食事の基本と実際のメニューを紹介する食事療法の入門書。
胃・十二指腸潰瘍の方の食事療法は、消化がよく、負担が少ないことがたいせつです。さらに、限られた食事の中で必要な栄養もしっかり摂取することが必要になります。本書では、この2つをクリアーし、むりなく長くつづけられる食事療法の基本と献立、単品料理のメニュー、さらに病気についての基礎知識と最新情報をわかりやすく紹介しています。単品料理では、シチューや寄せ鍋など家族のいつものおかずを少しアレンジすればOKのメニューを紹介するなど、作る人に負担のないアイディアも満載です。退院直後の「治癒期」、回復してきてからの「回復期」に分け、メニューにマークで表示。使いやすい工夫もしています。
内容説明
本書では、胃・十二指腸潰瘍の治療食を紹介している。発病後、通院治療を続けているかた、入院治療をして退院したあと、療養生活をされているかたのための食事療法だが、すでに潰瘍が治ってしまったかたも、再発を防ぐための食生活の指針として役立てていただける。
目次
1 胃・十二指腸潰瘍の食事療法のポイント
2 長続きする・胃にやさしい料理テクニック
3 症状に合わせた四季の献立
4 献立に生かす症状別のおかず
5 回復期からのお弁当と外食
6 再発を防ぐための胃・十二指腸潰瘍の知識と食事療法
7 ここが知りたい胃・十二指腸潰瘍のQ&A
著者等紹介
勝健一[カツケンイチ]
大阪医科大学教授・東京女子医科大学成人医学センター非常勤講師。1965年、大阪医科大学卒業。東京医科歯科大学第三内科、東京労災病院消化器科部長、埼玉医科大学第三内科教授を経て、1994年より現職。日本消化器内視鏡学会認定専門医・指導医、大腸肛門学会認定専門医、日本消化器病学会認定医、日本内科学会認定医、日本老年病学会認定医
宮本千華子[ミヤモトチカコ]
管理栄養士。女子栄養大学調理学第一研究室に11年間勤務ののち、独立して料理教室を主宰。医療福祉専門学校調理実習非常勤講師。朝日新聞「料理メモ」を17年間レギュラー執筆。その他、テレビ出演、栄養指導を兼ねた料理講習会講師などを務める
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