星海社FICTIONS<br> 桜密室

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星海社FICTIONS
桜密室

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  • サイズ B6判/ページ数 160p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065453582
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

星海社FICTIONS新人賞受賞作
満開に咲き乱れる桜の樹の下で、彼女は誰に/なぜ殺されたのかーー

不登校の中学生・光彦と、彼がただひとり心を許していた昌介。
互いに傷を抱え、孤独と孤独を共鳴させていたふたりの日常は、光彦が小学生時代に想いを寄せていた沙織の死により、終焉へと走り出す。
彼女は満開に咲き乱れる桜の樹の下、足跡ひとつない花びらに囲まれ、殺されていたーー

孤独と孤独を共鳴させる少年少女たちの、哀切な青春ミステリー!


【目次】

内容説明

不登校の中学生・光彦と、彼がただひとり心を許していた昌介。互いに傷を抱え、孤独と孤独を共鳴させていたふたりの日常は、光彦が小学生時代に想いを寄せていた沙織の死により、終焉へと走り出す。彼女は満開に咲き乱れる桜の樹の下、足跡ひとつない花びらに囲まれ、殺されていた―星海社FICTIONS新人賞から、哀切な青春ミステリーの俊英が誕生!

著者等紹介

雪村岳[ユキムラガク]
本作がデビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よるのもち

17
少年少女の間で起きる殺人を描いた切なさに包まれた本格ミステリ。肝心の桜密室の真相はやや肩透かしだったのですが、パズラーとしての面白さには目を見張るものがありました。特に、とある部分に関してのホワイダニットが秀逸です。この著者の骨太な長編も読んでみたい。もう少し長くても良かったんじゃないの、とは思いましたがラストシーンの余韻は短編だからこそ生まれたような気もするし…難しい。2026/09/21

結城綾

13
「本格ミステリを初めて読むならどれ?」と聞かれたら、お世辞抜きにこの作品を選ぶと思います。短いページ数だから読みやすいし、何より本格ミステリの要素もぎっしり詰まっています。本格ミステリを知らないそこのあなた、これを読みましょう。2026/09/17

ほたる

11
桜が散るなか、愛しく想っていたあの子が亡くなっている。足跡が残っていない密室状況で、果たして自死を彼女は選んだのか、それとも。視点人物が他者あるいは世界へと向けるその眼差しはとても柔らかく、雰囲気はとても良い。論理的な思考のもとに解決へと導かれていき、推理を先へ先へと進めていくうちに見えてくるものは物悲しく思う。2026/09/23

ジャム

5
タイトルの通り桜密室モノではあるんだけどまさかの○○○モノでもあったという。。むしろ桜密室よりそちらのほうが印象に残った156pの短い小説ながら時代背景的にも作者は同世代ぐらいかなと想像する不登校の中学生と秘密基地を作った転校生との友情と初恋と3者すべてが哀切な青春ミステリーデビュー作でした。この作者の2作目どういう感じになるかまた読んでみたいです。2026/11/01

slice

3
読了。端正な青春ミステリ、という触れ込みだったが、端正すぎて読みにくい点が多々あり挫折しかけたというのが正直なところ。良くいえば奇をてらわない文章、悪く言えば面白みのない無味な文章で全体が綴られるため、人によっては好みが大きく分かれるだろう。一方で、タイトルにもなっている『桜密室』はあまりにもあっさりとした形で解決されてしまうという惜しさもあった。反面、後半に描かれる別の事件については、なるほど確かに哀切の青春ミステリと呼ばれるだけある代物で、こちらのほうをメインに据えるほうがのよかったのではと感想。2026/09/19

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