出版社内容情報

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第70回メフィスト賞受賞作にして
新星・十野康真、堂々たるデビュー作
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人が神に似るならば、
神にも拳があるはずだ──
「結末の読めない命が燃えるような試合がしたいじゃないですか」
「ボクシングを馬鹿にせえへんでください。俺の、全部なんです。」
「ボックスすればわかるって言ってんだろ。あたしは人生懸けてんだよ」
「あなたは正真正銘のボクサーだと思います」
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冬の夜、ひとりの男の頭蓋骨が粉砕された。
捜査本部が立ち上がり、被害者が属する反社会勢力の内輪揉めという線を追う。一方で、巡査部長の宮藤大誠は、警部補・相馬汰運に指名を受け、別動班として動くことになる。二人が独自に追う線は、ボクシングの名門「金剛ジム」。容疑者は、数週間後に世界戦を控える三人の王者。連続撲殺事件の真相は──!!
何のために拳を揮(ふる)うか。そのとき、お前の拳は震えているか。
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内容説明
冬の夜、ひとりの男の頭蓋骨が粉砕された。捜査本部が立ち上がり、被害者が属する反社会勢力の内輪揉めという線を追う。一方で、巡査部長の宮藤大誠は、警部補・相馬汰運に指名を受け、別動班として動くことになる。二人が独自に追う線は、ボクシングの名門「金剛ジム」。容疑者は、数週間後に世界戦を控える三人の王者。連続撲殺事件の真相は―!!‐第70回メフィスト賞受賞作‐
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
結城綾
11
十野康真さん、ありがとう。貴方のおかげでメフィスト賞の権威は守られた。 2026/10/28
slice
4
今回の受賞作のなかではじめてまともに評価できる作品だったのではないか。メフィスト賞受賞作。女王陛下、逆鱗、大江戸、嘘、とここまでの作品は奇を衒うことを目的にしたような、『変わったことがしたい』だけの寒い作品続きで最悪だったが、今作は堅実かつ硬派なミステリに仕上がっている。惜しむらくはメフィスト賞の悪い癖でこちらも変わったことをしようとしたのか、最初にエピローグを持ってきたところが本当に蛇足であり、隠されていたほうが物語的な驚きが大きかっただろうというところ。それ以外は申し分ない出来と言える。佳作。2026/10/24




