講談社現代新書<br> 原始仏教―ブッダから大乗成立へ

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講談社現代新書
原始仏教―ブッダから大乗成立へ

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065444672
  • NDC分類 181.02
  • Cコード C0215

出版社内容情報

本書を貫くのは、仏教とは何かという問いである。
仏教は、インドに生まれて以来、二五〇〇年にわたる歴史とアジア全域の諸文化に、きわめて深い足跡を刻みつつ、今日に至っている。
そのなかで、本書が「原始仏教」の名のもとに考察するのは、開祖ゴータマ・ブッダの生涯と教えであり、あわせて、今日ある仏教の多様な姿の淵源をそこにたどることである。                      「はじめに」より


信徒数5億人を誇る世界宗教、その初期仏典にはある「仕掛け」があった。ブッダの描いた知られざるシナリオを解き明かす珠玉の仏教論!

【本書の内容】
第一部 原始仏教という射程
第1章 仏教の誕生
第2章 どのように初期仏典を読むべきか

第二部 ブッダの生涯と教え
第3章 誕生と出家
第4章 成道とその教え
第5章 成道から梵天勧請へ
第6章 初転法輪から初期伝道へ
第7章 サンガの成立と修行道の整備
第8章 存命中の主な出来事
第9章 入滅

第三部 仏滅後の仏教
第10章 入滅後の動向
第11章 部派分裂 十事の非法と大天の五事
第12章 仏教の多元性と連帯感 大乗仏教への道

終章 仏教とは何だったのか


【目次】

内容説明

仏教は、どこから来て、いかに大乗へと展開したのか。ブッダの生涯、教え、修行、サンガ、部派分裂、そして大乗仏教の成立。初期仏典を読み解き、二五〇〇年の仏教史の源流を描き出す。

目次

第一部 原始仏教という射程(仏教の誕生;どのように初期仏典を読むべきか)
第二部 ブッダの生涯と教え(誕生と出家;成道とその教え;成道から梵天勧請へ;初転法輪から初期伝道へ;サンガの成立と修行道の整備;存命中の主な出来事)
第三部 仏滅後の仏教(入滅後の動向;部派分裂―十事の非法と大天の五事;仏教の多元性と連帯感―大乗仏教への道)
終章 仏教とは何だったのか

著者等紹介

清水俊史[シミズトシフミ]
仏教学者。2013年、佛教大学大学院博士課程修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員PD、佛教大学総合研究所特別研究員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

みき

44
超絶良書。仏教とは何かについて初学者向けに書かれた本。仏陀の一生、仏教の基本的な考え方など一通りの記載がある。西洋哲学とは違う面白さがあるし、苦を受け入れるという思想は実は世界的にも珍しいのではないかと思わされた。バラモン教との確執なども仏教の成立に大きな影響があったなど知らないことも多かった。特に団体の分裂に対する対応などは偶然もあるだろうが、なかなか出来ないと思われる。この良い意味での融通無碍さが仏教の魅力の1つであろう。まぁそれがカルトの台頭に繋がった部分もあるだろうが。個人的に最良の入門書かと。2026/08/22

nbhd

15
「私の解脱は不動である。これが最後の生である。もはや再生することはない」。仏典からの言葉が各所に散りばめられていて、ビリビリとシビれ続けた。…さて、著者の清水さんを震源とする仏教学界隈の大揺れ(具体的には権威の碩学による出版妨害)について前提として頭に入っていると、この新書が孕む緊張感と挑戦的姿勢が、なかなか凄まじいものに思われてくる。研究者の思い入れや感傷など、ブッダto-be(理想的なブッダ)をできる限り排して、as-isブッダ(そのままブッダ)を掘り起こした本。ブッダってすごいね。2026/08/28

月をみるもの

14
"本付論では、三蔵の外側に「二次創作として」生まれた大乗経典が、最終的に「大乗仏教」を生み出した経緯について論じておきたい" ← 大乗非仏論を経て、ついに二次創作論に。コミケで坊さんが仏典を売ってるところを思い浮かべずにはいられない。2026/08/31

さとうしん

11
ブッダと初期仏教の実像。王族に生まれて少年期にはひ弱だったというような、我々が幼い頃からエンタメなどを通じて触れてきたブッダの姿には現代人の願望や現代的な価値観が随分投影されているらしい。初期仏教教団の特色として、分派はあっても異端は存在し得ず、多元性が保たれるような仕組みになっていたという話も面白い。2026/09/10

Kooheysan

9
初期仏典/原始仏典を根拠にして、原始仏教の歩みを描く試み。体系的かつ明快な説明が多く(特に四聖諦/四諦と三法印/三相の範囲)、良い意味で教科書というより学習参考書のようで非常にわかりやすいと思います。これまで私が親しんできた中村元先生とは違う見方を提示してくれるのもよいです。仏滅(釈尊の入滅)後の流れについても、ページ数は多くありませんが、原始仏教の流れの一部として説明されており勉強になりました。2026/08/14

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