講談社+α新書<br> 大阪人はなぜ太閤さんが好きなのか

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講談社+α新書
大阪人はなぜ太閤さんが好きなのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065439395
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0295

出版社内容情報

上沼恵美子の鉄板のホラは「実家が大阪城」。
28年間出演した『生活笑百科』の降板を言い渡されたのも、
大阪城を見渡すことができるNHK大阪放送局の控室だった。
ビックリして大阪城が四つに見えたという。

上沼を引きあいに出すまでもなく、大阪の人間にとって
大阪城は巨大なもの、成功者が手にするものの代名詞である。
そしてその豪壮な城を築いた豊臣秀吉は、
百姓の身から権力の頂点に登り詰めた英雄であり、
大阪のまちをつくった恩人であり、
派手好きなコテコテの大阪人の元祖のような存在だと認識されてきた。

「太閤さん」
大阪人はそう気安く呼んで秀吉を愛してきた。
そして、その「秀吉像」は、実はいくつかの変化をたどっている。
人々が認識する秀吉は大阪というまちの歩みとともに変わってきた。
本書では時代を追ってその変化を明らかにしていく。

【本書の内容】
第一章 江戸時代 「お上嫌い」の大坂町人
信長を凌ぐ雄大さ/大坂の陣の惨劇/徳川幕府への面従腹背/秀吉をまつる豊国神社/町人の町、大坂の誕生/大塩平八郎の乱/江戸時代の大ベストセラー『太閤記』
第二章 明治時代 「秀吉推し」が国策だった
明治天皇の「浪華」入り/東京との「首都争い」に負けた/国策となった「秀吉推し」/全国に設置された豊国神社/『朝が来た』主人公・広岡浅子の活躍/大阪の「自治自営の精神」/大陸進出ナラティブ/国民的英雄となった秀吉
第三章 財閥時代 「大大阪」のシンボル大阪城
大阪発祥の地、上町大地と大阪城/一大工業都市に変貌/ぞくぞくと集まる新興経営者たち/「大大阪」時代の幕開け/地下鉄御堂筋線の開通/大阪城天守閣の再建/市民からの寄付で建設費をまかなう/破風の勾配をめぐって大激論
第四章 戦争時代 なぜ大阪兵は日本一弱かったのか
またも負けたか大阪兵/日本一弱かった第四師団/なぜ国のために死なねばならぬのか?/「負けるが勝ち」の大阪商人/戦争に利用された秀吉/歪められた朝鮮出兵/そして秀吉は軍神と化した
第五章 昭和時代 大阪財界とビジネスマン秀吉
「やってみなはれ」の鳥井信治郎/豊公会の設立/海軍の協力会社となったサントリー/鳥井信治郎の鮮やかな変わり身/「経営の神様」と秀吉/大阪にとどまった松下幸之助/秀吉から得た「ビジネスの教訓」
第六章 秀吉と阪神タイガース
なぜ「タイガース」になったのか/虎が大好きだった秀吉/巨人に勝てないタイガース
第七章 文豪たちの秀吉
吉川英治の『太閤記』/敗戦により崩壊した秀吉神話/司馬遼太郎の『新史太閤記』/在日コリアンと秀吉/堺屋太一による大阪再建/「隣のおっさん」


【目次】

第一章 江戸時代 「お上嫌い」の大坂町人
信長を凌ぐ雄大さ/大坂の陣の惨劇/徳川幕府への面従腹背/秀吉をまつる豊国神社/町人の町、大坂の誕生/大塩平八郎の乱/江戸時代の大ベストセラー『太閤記』/徳川に冷淡であり続けた

第二章 明治時代 「秀吉推し」が国策だった
明治天皇の「浪華」入り/東京との「首都争い」に負けた/国策となった「秀吉推し」/全国に設置された豊国神社/「豊太閤三百年祭」/『朝が来た』主人公・広岡浅子の活躍/大阪の「自治自営の精神」/大陸進出ナラティブとしての秀吉/国民的英雄となった秀吉

第三章 財閥時代 「大大阪」のシンボル大阪城
大阪発祥の地、上町大地と大阪城/一大工業都市に変貌/ぞくぞくと集まる新興経営者たち/「大大阪」時代の幕開け/地下鉄御堂筋線の開通/大阪城天守閣の再建/市民からの寄付で建設費をまかなう/工法は鉄骨鉄筋コンクリート/破風の勾配をめぐって大激論/一週間続いた竣工記念式典

第四章 戦争時代 なぜ大阪兵は日本一弱かったのか
またも負けたか大阪兵/日本一弱かった第四師団/なぜ国のために死なねばならぬのか?/「負けるが勝ち」の大阪商人/戦争に利用された秀吉/歪められた朝鮮出兵/そして秀吉は軍神と化した

第五章 昭和時代 大阪財界とビジネスマン秀吉
「やってみなはれ」の鳥井信治郎/豊公会の設立/「秀吉の霊が降臨した」/海軍の協力会社となったサントリー/鳥井信治郎の鮮やかな変わり身/「経営の神様」と秀吉/「大阪築城四〇〇年まつり」実行委員長に/秀吉から得た「ビジネスの教訓」

第六章 秀吉と阪神タイガース
なぜ「タイガース」になったのか/虎が大好きだった秀吉/巨人に勝てないタイガース

第七章 文豪たちの秀吉
吉川英治の『太閤記』/敗戦により崩壊した秀吉神話/司馬遼太郎の『新史太閤記』/在日コリアンと秀吉/堺屋太一による大阪再建/大阪万博と四〇〇年まつり/「隣のおっさん」

内容説明

秀吉を通して見える大阪人の精神性とは?コテコテ文化論。親しみやすいのか?それとも怖いのか?揺れ続ける「秀吉像」に結着をつけよう。

目次

第一章 江戸時代「お上嫌い」の大坂町人
第二章 明治時代「秀吉推し」が国策だった
第三章 財閥時代「大大阪」のシンボル大阪城
第四章 戦争時代 なぜ大阪兵は日本一弱かったのか
第五章 昭和時代 大阪財界とビジネスマン秀吉
第六章 秀吉と阪神タイガース
第七章 文豪たちの秀吉

著者等紹介

竹中明洋[タケナカアキヒロ]
1973年、山口県生まれ。在ウズベキスタン日本大使館専門調査員、NHK記者、衆議院議員秘書、「週刊文春」記者などを経てフリージャーナリストに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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