講談社文庫<br> オール・ノット

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講談社文庫
オール・ノット

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  • サイズ 文庫判/ページ数 300p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065432020
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

友達もいない、恋人もいない、将来の希望なんてもっとない。
貧困にあえぐ苦学生の真央が出会ったのは、かつて栄華を誇った山戸家の生き残り・四葉。
「ちゃんとした人にはたった一回の失敗も許されないなんて、そんなのおかしい」
彼女に託された一つの宝石箱が、真央の人生を変えていく。

今度の柚木麻子は何か違う。
これがシスターフッドの新しい現在地!




【目次】

内容説明

奨学金で大学に通いバイトに明け暮れる宮元真央に手を差し伸べた試食販売員の山戸四葉。真央の日々は次第に輝き出し、四葉は全財産だという宝石箱も託してくれた。コロナ禍を経て疎遠になった真央は彼女の壮絶な過去を知ることになり―。すれ違い離れてゆく、それでも。途切れぬ絆への希望を描いた傑作長編。

著者等紹介

柚木麻子[ユズキアサコ]
1981年東京都生まれ。2008年「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞し、’10年に同作を含む『終点のあの子』でデビュー。’15年『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞を、’16年に高校生直木賞を受賞。’17年刊行の『BUTTER』は世界35ヵ国以上で翻訳され、イギリス版(ポリー・バートン訳)は「Books Are My Bag Readers Awards 2024」(Breakthrough Author部門)、「Waterstones Book of the Year 2024」、「The British Book Awards 2025」(Debut Fiction部門)、「The Bestseller Awards 2026」(Gold Award部門)を受賞し、ダガー賞の最終候補になるなど、世界的ベストセラーに。’25年には野間出版文化賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

エドワード

26
奨学金で大学に通い、スーパーでアルバイトをする宮元真央は、試食販売の山戸四葉と親しくなり、彼女の住居や生活、特に食文化の豊かさに驚く。四葉の実家、山戸家は横浜の名家だった。90年代から語られる激動の30年。四葉の祖父・幸太郎、祖母・三葉、母・一葉、名門女子校の同級生・紳士服店の郷田実亜子、画家の壁山純之助ら、横浜の繁栄の中にいた人々は、ある事件で地位を失う。反目し、助け合い、生きていく女性たち。その象徴が四葉の宝石箱だ。オール・ノットは真珠のネックレスの名称だ。真央に譲られる宝石箱。話はまだ終わらないよ。2026/06/06

りえこ

10
山戸家の物語、面白かったです。主人公と四葉さんとの物語にとても惹かれ、最後にまた四葉さんに出会えて良かったです。2026/05/27

あんこ

7
単行本に続き再読。発売当初はただ手放しに「なんて良い話だったんだ」と思っていたけど、四章と五章は現代と近未来の現実を突きつけられているようで、目を背けたくなったというのが本音。親が最悪でも、制度が整っていなくても、私たちは友達と呼べる人たちと逞しく生きていくしかない。 それはそうと、推し活という言葉の使い方と同じくらい、昨今のシスターフッドの使い方がどうももやもやするので、あまり小説をカテゴライズしてほしくないなと帯を見て思った。2026/06/14

ひまわり

4
表紙が可愛いなぁと購入。 さくっと読めましたが、感想が書きにくい… 経済的格差だったり、親子関係、マイノリティの話など、色んなテーマが盛り込まれていました。 オールノットの技法は初めて知りました。 真珠の珠と珠の間に結び目を。近すぎず遠すぎずな人と人との距離感も描かれていました。2026/06/06

A

3
あれ?何の話?という感じ。貧困と、ジェンダーと、横浜の空気?四葉がどういう人間なのかも一言で言い表わせない。 2026/06/09

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