出版社内容情報
五月五日の「端午の節句」、こどもの日のお祝い飾りに欠かせないのが「かぶと」です。そのルーツともなった戦国時代の武将たちの兜には、おどろくような意匠が取り入れられているものがあります。「さる」「ちょう」「うさぎ」「えび」「かに」「さざえ」など。その、ひとつひとつに込められた意味を紐解いてみると……。
郷土玩具や和の意匠への造詣が深い著者が、愛好家にも人気の「変わり兜」を描きだします。単なる戦の防具としてではなく、戦国の時代にあっても美を見いだした感覚や、モチーフとなった生きものたちの特性にあやかろうとする切実さ、さらには兜を必要としない平和な時代についてなど、見た目におもしろいというだけでなく、そこに込められたさまざまな思いを、今の子どもたちに伝える絵本です。
巻末には、新聞紙などで折れば、かぶって遊べる、兜の折り方つき。家族でいろいろな楽しみ方ができる絵本です。
【目次】
内容説明
うさぎ、ぞう、かみさま!?大人気!かわりかぶとせいぞろい。
著者等紹介
藤川智子[フジカワトモコ]
大阪生まれ。『むしゃむしゃ武者』で第24回講談社絵本新人賞を受賞。日本の伝統工芸や手仕事に息づく独特の美意識に惹かれ、それらを紹介する一助となる絵本作りを目指している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
うー (ハクナ・マタタ)
14
〈絵本〉色々なおもいが込められ作られた、様々な変わり兜。おもしろい。これ、子ども達の反応が見たいなぁ🩷巻末注はあるけれど、兜ひとつひとつのページに短めの説明があればもっと良いのに。2026/06/01
熊本震災10年の雨巫女。
12
《本屋》変わり兜がたくさん描かれた絵本。実際観た兜もあった。2026/03/28
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
6
端午の節句に合わせて読みたいと思った絵本。まさかの兜の飾りの紹介!(ラストはオチあり)こんな兜が実在していたとは驚きでした。2026/04/27
遠い日
3
兜に込められたいろいろな意味がずっしりと伝わってきます。戦いのためのもであることから、勝つことに祈りを込めて作られているわけです。武将たちの願い。縁起を担ぎ、信じることで発破をかける。実在の兜がたくさん紹介されていて見応えがありました。2026/05/03
mintjam_
3
表紙にもなっている折り紙の兜を導入に、実物の兜に込められた願いや祈りを紹介することで、単なる防具を超えた美術工芸品としての魅力や日本人の表現力の豊かさまでも伝える絵本です。ブログでの感想→ http://milkysunday.blog29.fc2.com/blog-entry-3421.html 2026/04/18




