講談社現代新書<br> 新書 世界現代史―なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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講談社現代新書
新書 世界現代史―なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 328p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065421925
  • NDC分類 209.75
  • Cコード C0231

出版社内容情報

ロシアによるウクライナ侵攻、世界的な移民排斥運動、権威主義的国家の台頭、トランプ2.0、そして民主主義制度基盤の崩壊……。
「なぜ世界はここまで急に揺らぎはじめたのか?」。共同通信社を代表する国際ジャーナリストが、混迷する国際政治の謎を解き明かすために、国際政治学者や評論家、政治家や現場を知る実務家へのインタビューを敢行。辿り着いた答とは?

プロローグ 「警察官」の退却 
第1章 覇者の驕り―「無敵」から「Gゼロ」へ
第2章 「格差」の超大国―アメリカを蝕む病
第3章 リバンチズムー「大ロシア」再興の野望
第4章 百年国恥 ー中華民族の偉大な復興
第5章 「南」の逆襲ーBRICSの論理と心理
第6章 白人の焦燥ー「人種置換」の世界観
第7章 SNSと情報工作ー民主主義の新たな脅威
第8章 「警察官」の犯罪―時代遅れの戦後秩序
第9章 逆流する歴史―よみがえる伝統主義
エピローグ 「19世紀」へ向かう歴史


【目次】

内容説明

世界はなぜ突然壊れ始めたのか?プーチン、習近平、そしてトランプ権威主義者たちを突き動かす「失地回復」への妄執。今を生きるための「冷戦後」の世界史。

目次

プロローグ 「警察官」の退却
第1章 覇者の驕り―「無敵」から「Gゼロ」へ
第2章 「格差」の超大国―アメリカを蝕む病
第3章 リバンチズム―「大ロシア」再興の野望
第4章 百年国恥―中華民族の偉大な復興
第5章 「南」の逆襲―BRICSの論理と心理
第6章 白人の焦燥―「人種置換」の世界観
第7章 SNSと情報工作―民主主義の新たな脅威
第8章 「警察官」の犯罪―時代遅れの戦後秩序
第9章 逆流する歴史―よみがえる伝統主義
エピローグ 「19世紀」へ向かう世界

著者等紹介

川北省吾[カワキタショウゴ]
1963年、神戸市生まれ。国際ジャーナリスト。慶応義塾大学卒。共同通信社に入社。ブリュッセル特派員、ジュネーブ臨時特派員、イラク移動特派員、ニューヨーク特派員(国連担当)、ワシントン特派員などを経て編集委員兼論説委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ねこまんま LEVEL2

9
「アメリカは世界の警察ではない」オバマ元大統領の述べた一言が世界のパワーバランスを崩すターニングポイントになった気がする。日本が民主主義国家であるので不自由なく日々生活することができているので世界中の国々も民主主義になれば平和になるのかと思いきやなかなかそうもいかない。それぞれの国に歴史があり宗教があり文化がある。相手のことも知らずただ自分たちの都合で自ずを押し付けるやり方はやはり間違っている。歴史や文化を深く学び、武力を行使せずじっくり話し合う。これに尽きるのではないのか。2026/02/03

Hiroshi

7
昨日のトランプのベネズエラ侵攻を見て読んだ。本書は共同通信社が配信した「レコンキスタの時代」を全面改訂し、書籍用に書き下ろしたもの。レコンキスタ=失地回復は既存の体制や秩序を打破し、過去の栄光を取り戻そうとするものだ。失地回復をキーワードにプーチン・習近平・トランプの思想・行動を読み解き、独裁者を輩出するに至った時代と世界を考察する。戦後は米ソの2極、ソ連解体後の1極、そしてGゼロとなる。2013年にオバマは世界の警察官を辞めたからだ。同年に習は南シナ海の埋め立てをし、翌年にプーチンはクリミア併合を行う。2026/01/04

どさんこ

4
本書を読んでいる間にアメリカがベネズエラを攻撃し、マドゥーロ大統領夫妻を拘束した。国際法違反であろうとなかろうとお構いなく、力でことを進めていく。この暴挙は、中国の台湾併合やロシアのウクライナ略奪に都合の良い口実を与える。本書は、このような理不尽な現実の理解の一助になるように思えた。2026/01/09

おこげ

3
アメリカが「世界の警察官」を役を降りたことに象徴される国際秩序の瓦解。レコンキスタ(=失地回復)をキーワードに瓦解後の混沌とアメリカ、ロシア、中国の行動を説明する。わかりやすかった。権威主義国家の行動には指導者個人の思想が色濃く反映されるので、習近平やプーチン個人にフォーカスする説明は、現状を上手く説明できると感じた。パックスアメリカーナ後の秩序が勢力均衡により維持されるとしたら、19世紀から冷戦期の国際社会に回帰することになり、軍拡競争と不安定化は免れない。理解が進んだ結果として不安が増大した。2026/01/25

あにも

2
「ある日突然なんでこうなった?」と思ってしまう世界の紛争や大国首脳の意思決定の背景について解説してくれる。しかし、残念ながら、冒頭に掲げられている、なぜ、「力こそ正義」はよみがえったのか、の解答は得られない。「その気になったてら、案外、簡単にできてしまった」という言葉以外、浮かんでこない。2026/01/25

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