出版社内容情報
債権回収担当の同僚・坂本が死んだ。死因はアレルギーショック死。残されたのは、「これは貸しだからな」という謎の言葉、そして不正の疑惑。研修時代からの友人であり、彼の妻・曜子は、かつての恋人だった。銀行という伏魔殿で何かを失いかけていた伊木は、ただ一人、メガバンクの闇に立ち向かう。
著者の原点となる江戸川乱歩賞受賞作、新装版で登場!
【目次】
第一章 死因
第二章 粉飾
第三章 依頼書
第四章 半導体
第五章 回収
内容説明
債権回収担当の同僚・坂本が死んだ。残されたのは「これは貸しだからな」という謎の言葉と、不正の疑惑。研修時代からの友人であり、彼の妻・曜子はかつての恋人だった。銀行という伏魔殿で何かを失いかけていた伊木は、ただ一人メガバンクの闇に立ち向かう。著者の原点となる金融ミステリー、江戸川乱歩賞受賞作。
著者等紹介
池井戸潤[イケイドジュン]
1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。’98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞、’11年『下町ロケット』で第145回直木賞、’20年に第2回野間出版文化賞、’23年『ハヤブサ消防団』で第36回柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Lara
54
池井戸潤氏のデビュー作品の新装版でした。何作か同氏の作品を読んできましたが、銀行員・伊木遥が大活躍するのは良いですが、ハードボイルド・タッチで、複数の殺人事件もあり、本当に池井戸氏の作品かと疑ってしまいました。ましかし、楽しく読ませていただきました。2026/04/14
nagata
7
激熱の推理ミステリーという作風を早やデビュー作で打ち立てた著者の力量に改めて感服。幾重にも張り巡らされた伏線は次第に主人公の輪郭をくっきりと描き出し、中盤以降の怒涛の展開へとつながる。こうなってくると、冷静に推理を組み立てるよりも、熱気にほだされていく感じ。「ただ1人メガバンクの闇に立ち向かう」とあるが、友人、恋人、先輩などの後ろ盾があってこそ、だろう。金がモノをいう世の中にあって、人を奮い立たせるのは執念ではなく、仁義だと思う。2026/02/11
ブランノワール
6
とてもよかったです2026/02/15
鈴木正大
4
超売れっ子作家になった著者のデビュー作にして「江戸川乱歩賞」受賞作。ほぼ全作読んでいる池井戸ファンとして未読のデビュー作を新装版として復刊して貰えたのは有難い限りだ。後の「半沢直樹シリーズ」に通じる痛快な読後感とグイグイ引き込むストーリーテリング振りはデビュー作にして既に持ち合わせているのは流石だ。2026/01/17
Pon
3
星42026/04/21




