出版社内容情報
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西尾維新がおくる青春怪異譚〈物語〉シリーズ、書き下ろし長編!
ついに明かされる、あの式神童女の生誕秘話!
illustration/VOFAN
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”レシピ公開。
斧乃木余接の作りかた”
境都大学オカルト研究会に所属する忍野メメと貝木泥舟は、
先輩にして元締め・臥煙伊豆湖から禁忌の儀式に誘われる。
女子高生の影縫余弦と共に準備に奔走するが、
プロジェクトは思わぬ方向へ──!
これぞ現代の
怪異! 怪異! 怪異!
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青春を、接ぎ接ぎできた人形だ。
【目次】
内容説明
“レシピ公開。斧乃木余接の作りかた”境都大学オカルト研究会に所属する忍野メメと貝木泥舟は、先輩にして元締め・臥煙伊豆湖から禁忌の儀式に誘われる。女子高生の影縫余弦と共に準備に奔走するが、プロジェクトは思わぬ方向へ―!これぞ現代の怪異!怪異!怪異!
著者等紹介
西尾維新[ニシオイシン]
1981年生まれ。第23回メフィスト賞受賞作『クビキリサイクル』(講談社ノベルス)で2002年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ガットウ
19
★★★★4.1点。忍野メメ、意外に常識人!2025/11/23
イシカミハサミ
12
キメ顔死体童女、斧乃木余接の生誕秘話。 もしくは逝去秘話。 大学生時代の忍野メメが語り部となって物語が進行。 最近の西尾維新作品ではありがちな 中だるみがなかなかにだるだるな作品ではあったけれど、 時系列での「現在」に 大人となって登場する人たちの それぞれの事情はしっかり語られていて、 シリーズとしての内容はちゃんとある1冊。2025/11/29
にぃと
11
斧乃木余接誕生編。正直そこが掘り下げられると思ってなかったので驚き。語り手が忍野メメでさらに驚き。これまでのシリーズでは良くも悪くも大人だった彼らの、決して大人になりきれていない大学生時代が舞台で、それだけでなんだか印象が違う。刊行順では最新だけど時系列順では古い方なので思わせぶりな描写の多いこと多いこと。これはシリーズ読み返すべきか?となってしまった。後書きでは少なくとも2冊新刊の予定があるとか。有難い限り。物語シリーズとも長い付き合いだし気長に待ちたい。2025/10/21
END
7
忍野メメ語りは初めてだったが意外と正統派な感じがした。前日譚もとい後付けの伏線もといふらいんぐ。大胆なページの使い方には面を食らったけれども、西尾維新ならそれほど驚く事はないのかも。いつも通り飄々と語られているけど、良く良く考えると割かしおぞましい話。後日談を知ってるから楽しんで読めるけど。2025/11/11
彼方
7
尊敬する大先輩である臥煙伊豆湖に呼びつけられた大学生の忍野と貝木は、家と絶縁して嫁ぎ、亡くなった姉を蘇生するという禁忌の儀式に誘われる。その先で明かされる斧乃木余接の誕生秘話とは───。今回の語り部は初の忍野メメという事で、学生時代の彼らが描かれるというかつてない新鮮さを見せる今作。まあ長期シリーズ故の矛盾であったり(アロハシャツのインパクト男、神原や羽川と出会っちゃったらさすがに覚えているのでは…?)色々とありつつも、そんな細かな出来事は終盤に進むにつれ、気にならなくなるほどの重要エピソードでしたね…。2025/10/31




