出版社内容情報
警察官になっているボッシュの娘、マデリンは未解決事件班に加わり、とてつもない事件に突き当たる。
1947年の未解決殺人“ブラック・ダリア”事件解明への鍵を手に入れたのだ。
複数の事件が絡み合い複雑化するなか、捜査陣からも犠牲者が。
果たしてバラードたちはすべてを解き明かすことができるのか。
2025年度バリー賞最優秀長編賞受賞作!
【目次】
内容説明
警察官になっているボッシュの娘、マデリンは未解決事件班に加わり、とてつもない事件に突き当たる。一九四七年の未解決殺人“ブラック・ダリア”事件解明への鍵を手に入れたのだ。複数の事件が絡み合い複雑化するなか、捜査陣からも犠牲者が。果たしてバラードたちはすべてを解き明かすことができるのか。
著者等紹介
コナリー,マイクル[コナリー,マイクル] [Connelly,Michael]
1956年、フィラデルフィア生まれ。フロリダ大学を卒業し、新聞社でジャーナリストとして働く。共同執筆した記事がピュリッツァー賞の最終選考まで残り、ロサンジェルス・タイムズ紙に引き抜かれる。1992年に作家デビューを果たし、現在は小説の他にテレビ脚本も手がける。2023年、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)巨匠賞受賞
古沢嘉通[フルサワヨシミチ]
1958年、北海道生まれ。大阪外国語大学デンマーク語科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
パトラッシュ
153
(承前)警察組織の厚い壁とLAにおける政治抗争に晒されながら、バラードは事件捜査と中間管理職としての責任を果たそうと奮闘する。上司を欺き、FBIと秘密裏に協力し、部下が殺されるなど苦境にぶつかっても巧みに切り抜けていくのはボッシュも同じだが、格段に強い女性への圧迫にも「どんな線でも越えてみせる」と決して負けない姿は師匠譲りの逞しさだ。初めて刑事として捜査にあたるマディも、あの両親の娘らしさを見せつけて満足いく読後感だった。それにしても第1作から長い付き合いのボッシュが、老いと病に苦しむ姿には胸を打たれる。2026/01/24
KAZOO
100
後半に入るとボッシュの娘(マデリン)が未解決事件班に加わることになります。さらにいくつかの事件が輻輳したりして未解決事件班院にも犠牲者が出たりします。またかなり昔の未解決事件、「ブラック・ダリア事件」(ジェイムズ・エルロイの小説で読んだりしています)をマデリンが解決したりします。いつもながらあっという間に読ませてくれます。次回のコナリーの新作は新しいシリーズになるようです。2025/12/15
タツ フカガワ
64
バラードの盗まれた警察バッジ奪還に端を発した凶悪犯らとの武器売買のおとり捜査も、20年前の未解決事件、通称“枕カバー連続強姦/殺人事件”でのDNA調査も、1947年の“ブラック・ダリア”事件の被害者エリザベス・ショートを耳の形状で識別していく真相でもぐいぐい読ませるコナリー、さすがの筆力。でも余韻はなし、でも面白かった。2026/05/14
stobe1904
42
【バラード・ボッシュシリーズ】下巻に入りレネイたちが追っている事件に大きな展開があり、捜査範囲を絞りつつクロージングに向かっていく。ブラック・ダリア事件の決着は肩透かし気味だが、それでも期待に応えてくれた作品だと思う。病気療養中のボッシュが気がかりだが、娘のマディがレネイと共に未解決事件を追いかけていく今後の展開に期待が高まる。★★★★☆2026/04/29
しゃお
38
今回も下巻に入ると読むのを止められなく。車上荒らし事件から思わぬ大きな事件へと発展、その顛末から起こる事態。枕カバー事件の捜査の行方、ブラックダリア事件の真相を巡った組織内の軋轢など、とにかく盛沢山で息つく暇もなし。それにしても空気を読まないハッテラスに苛つくバラードとのやり取りは最初はイライラさせられるものがありましたが、今回はここまで来ると最早は漫才のようで面白くなってきましたw …と、思ったんですが、なんとも予想もしない展開でした。バラードもマディもボッシュの後継者たる姿を見せ、今後も楽しみ!2026/02/28




