双葉文庫<br> 結城半蔵事件始末〈1〉不忠者

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双葉文庫
結城半蔵事件始末〈1〉不忠者

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  • サイズ 文庫判/ページ数 307p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575668124
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



藤井邦夫[フジイ クニオ]
著・文・その他

内容説明

亡き妻の墓参の帰途、四人の若侍に襲われた初老の武士を助けた南町奉行所与力の結城半蔵。奥州上関藩の留守居役遠藤頼母と名乗った初老の武士は「拙者は不忠者」という言葉を残し意識を失った。駆けつけてきた上関藩士らに遠藤を託し、その場を立ち去った半蔵だったが、その背後には尾行者の影が―。上関藩内に燻る内紛の火種を嗅ぎ付けた半蔵は、密かに探索を開始する。時代小説の名手が放つ、シリーズ第一弾。

著者等紹介

藤井邦夫[フジイクニオ]
1946年、北海道旭川生まれ。テレビドラマの脚本家、監督を経て、2002年に作家デビュー。以降、時代小説で数々のシリーズを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tatsuhito Matsuzaki

11
捕物帖の各シリーズで人気の時代小説作家 藤井邦夫さんの「#結城半蔵事件始末」シリーズ第一弾。 藩主の命に従う者は忠義か不忠かを描いた表題作「#不忠者」を含む三作品が収録されています。 辣腕家であったが故に詰め腹を切らされる南町奉行の一件を描いた第一話「#切れ者」と表題の第二話は、事件解決後に鬱屈がたまる始末ですが、第三話「#密告者」では、藤井氏の人気シリーズの主人公である南町奉行所吟味方与力秋山久蔵を彷彿とさせる清濁併せ呑む人情采配に、スッキリとした読後感が味わえます。2023/02/05

chacha

11
著者初読み 図書館で「知らぬが半兵衛・・の方を探していたが 1巻がこちらしかなかったので このシリーズから読むことに。南町奉行所与力 結城半蔵が主人公。なかなかのやり手のようです。情けも持ち合わせている。半蔵の意を受けて下働きするもの達もなかなかいい仕事をします。妻を亡くし娘と息子、そして妻の母とこれからこの人たちもどんなかかわりをしめすのかも面白そうです。2022/02/09

黒柴わん子

2
シリーズ1作目。同じ藤井作品の秋山久蔵とは違う南町奉行所与力が主人公の結城半蔵シリーズ。秋山久蔵や知らぬが半兵衛、乾蔵人などのシリーズだと他の藤井作品の人物が出てくるが、こちらには出てこず。秋山や半兵衛とは時代が違うのか、全く関係のない話としての展開なのか…。男やもめなのは、他のシリーズとの共通点とも言える。作品をおうごとに下働きする人物が増えていい仕事をする。また次も読む予定。2019/01/02

goodchoice

1
読み進むうちに、どこかで読んだような気がしてきた。登場人物は青痣与力と似通っている。筋立ては面白いので次巻以降も読むつもりだ。2017/03/01

のんぶぅ

0
駒形鰻・矢吹平八郎・・・待てよ、あれっと、ストーリーは皆目思い出せず、断片的ではあれ、何年前かは記憶の彼方にぶっ飛びました。五月まで5巻再読破するつもりです。2017/01/13

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