少弐―民に捧げた三百六十年

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少弐―民に捧げた三百六十年

  • 帚木 蓬生【著】
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  • 講談社(2025/10発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 560p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065408834
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

平安末期から戦国時代まで15代360年にわたって、北部九州に君臨した名家はなぜ歴史に埋もれてしまったのか。地方豪族の盛衰を丹念に描く、書き下ろし大河歴史小説!



少弐氏の名は、平安時代の末期に九州の豪族・武藤資頼が大宰少弐という官職に任命されたことから始まる。資頼は当初平家の武将だったが源平合戦で源氏に投降し、その後頼朝の家人となり北部九州諸国の守護となった。二代目当主・資能は元寇で活躍し、少弐氏は筑前・豊前・肥前・壱岐・対馬など北部九州最大の守護となった。その後鎌倉時代の末期には九州に落ち延びてきた足利尊氏に味方し、南北朝時代には肥後の菊池氏と争うことに。室町時代になると周防から大内氏が頻繁に攻め寄せてくるようになり、劣勢を強いられるようになる。そして戦国時代。大内に攻められ本拠を肥前南部に移した少弐氏は、15代冬尚のときに家臣・竜造寺隆信の謀反に遭い、ついに名家として君臨した360年の歴史の幕を閉じるのである。


【目次】

内容説明

少弐の名は鎌倉時代初期、源頼朝の家人になった武藤資頼が「大宰少弐」に任命されたことに由来する。二代・資能は元寇で活躍。筑前・豊前・肥前・壱岐・対馬を支配して、少弐氏は全盛期を迎える。南北朝時代には九州に落ち延びてきた足利尊氏に味方し、やがて宿敵・菊池氏と争うことに。室町時代になると大内氏に攻められるも、戦国時代へ…。

著者等紹介

帚木蓬生[ハハキギホウセイ]
1947年福岡県生まれ。東京大学文学部仏文科卒業後、TBSに勤務。退職後、九州大学医学部を卒業、精神科医に。’93年に『三たびの海峡』で第14回吉川英治文学新人賞、’95年『閉鎖病棟』で第8回山本周五郎賞、’97年『逃亡』で第10回柴田錬三郎賞、2010年『水神』で第29回新田次郎文学賞、’11年『ソルハ』で第60回小学館児童出版文化賞、’12年『蝿の帝国』『蛍の航跡』で第1回日本医療小説大賞、’13年『日御子』で第2回歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞。また’18年『守教」で第52回吉川英治文学賞と第24回中山義秀賞を同時受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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starbro

138
帚木 蓬生は、新作中心に読んでいる作家です。 本書は、少弐氏十五代盛衰記クロニクル大河小説巨篇でした。本書で、少弐氏を初めて知りましたが、博多には転勤で二年住んだので、太宰府天満宮も含め、親近感が湧きました。 因みに全国で少弐さんは、現在40名程のようです。 https://myoji-yurai.net/searchResult.htm?myojiKanji=%E5%B0%91%E5%BC%90 https://www.kodansha.co.jp/book/products/00004180222025/12/11

mitubatigril

11
福岡の地方豪族であった少弐氏の15代にわたる一族記 主人公は、佐賀鍋島氏の一族の末裔で考古学者で日本史に興味がある男性が代々の当主の墓守達に話しを聞いて綴っていく。 作品の少弐氏の事なんて全く知らずにいてこの作品で知りました。民に捧ぐとあるように少弐氏は立身出世など欲しなかったのが良く分かる内容でした。 作品中に出てくる武将の中にはお馴染みの大友氏や名前や聞いた事ある程度の龍造寺などの名前もあり その武将達がこの場所でどうあったかがよく分かり初耳な事も多くて興味深い作品だったと思います。 2025/12/20

TI

7
鎌倉から室町にかけて九州で活躍した少弐氏。1代目から16代目までわりと詳しく書かれているが年表を読んでいる感じで面白さは感じず。2025/12/10

蝉、ミーン ミーン 眠ス

6
よく調べられているなと感心はしたけど、それと小説としての面白さを感じたかは別の話で読んでいて退屈だった2025/11/13

アーク

5
好きな作家ではあるんだけど、本書は時代がかった氏名が多くてなかなか憶えづらかったのと、いかんせん分厚い本の割に展開が単調なのでそれほどはまれなかった。小説を読むというよりは教科書のような趣で、面白みがそれほど感じられなかったのが残念。2025/12/17

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