出版社内容情報
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「AIは敵か味方か」
投資家・テスタ氏、推薦!
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高速取引業者の実態、彼らが駆使するAIの株式市場へのインパクト
現代の株式市場は、AIを駆使した高速取引が主流になっているのはご存じでしょうか。高速取引業者やアルゴリズム投資家がAIシステムで瞬時に数千回の注文を出しており、それが市場の流動性を供給しています。流動性を実現する高速取引は目立たないながらもイノベーションを支える一方で、AIによる不正取引のリスクも存在します。しかし、その不正検知もまたAIが担っています。本書では、人工知能学会で活躍する資産運用会社勤務の著者が、高速取引とAIが市場に与える影響について解説します。
*本書目次より抜粋
はじめに
第1章 高速取引と執行アルゴリズムの戦い
第2章 高速取引の正体
第3章 高速取引という産業 繁栄と衰退
第4章 株式とは何か? お金とは何か? 高速取引の人類への貢献を理解するために
第5章 AIが得意なこと、人間にしかできないこと
第6章 金融犯罪もAI、その取り締まりもAI
第7章 なぜ知られていないのか、なぜ私は知っていて書けるのか
おわりに
【目次】