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出版社内容情報
誰が母さんを殺したのかーー?
ミステリ作家・猪龍錠を父に持つ「朔史」が悪夢から目覚めた時、そこはエッシャーの絵画が無数に飾られた父の別荘だった。父のミステリ作品を愛する縁者たちと、予期せぬ訪問者を前に猪龍錠が語り始めたのは、新作小説のプロットーー
謎解きを迫る父の挑発と、繰り返し襲い来る悪夢のうちに谺する母の断末魔の「迷宮」の果てで、朔史が辿り着いた驚きの真実とは!?
疑え、全ての錯視(リアル)を。
第16回メフィスト賞作家・黒田研二が、この一作で真骨頂の封印を解く!
渾身の長編ミステリ!!
【目次】
内容説明
ミステリ作家・猪龍錠を父に持つ「朔史」が悪夢から目覚めた時、そこはエッシャーの絵画が無数に飾られた父の別荘だった。父のミステリ作品を愛する縁者たちと、予期せぬ訪問者を前に猪龍錠が語り始めたのは、新作小説のプロット―謎解きを迫る父の挑発と、繰り返し襲い来る悪夢のうちに谺する母の断末魔の「迷宮」の果てで、朔史が辿り着いた驚きの真実とは!?
著者等紹介
黒田研二[クロダケンジ]
1969年、三重県桑名市生まれ。2000年、『ウェディング・ドレス』(講談社)で第16回メフィスト賞を受賞してデビュー。ゲーム関連の仕事にも多数関わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
オフィーリア
43
作中作の密室と現実の密室が交錯する密室祭りなミステリ。記憶を失った主人公、妙に完成度の低い作中作。「絶対何かやってんな」という疑いの目に、ぶっ飛んだ大技で一発回答。その豪快な大技は爽やかな気持ちにすらさせてくれる。私は笑ったので結構好きですよ。2026/08/17
geshi
21
好きな作家の待望のミステリと期待していただけにクオリティの低さの言い訳っぽさが気になった。挟まれる作中作がミステリクイズレベルであることを作者が自覚して、作中人物にそれを言わせちゃうのは「作者が自分の作ったトリック信じてやらなくてどうするんだ」と思ってしまう。現実でも起こる事件の不可解が解決編で一気に回収され、作中作の稚拙さの理屈もつけられるものの、納得感は薄い。大きな仕掛けをやろうとしてあっちこっち補修しているような印象。なにより構造がマトリョーシカではなくて、著者の代表作から引っ張ってきた感じ。2026/06/25
だるま
17
クロケンさん、15年ぶりの本格ミステリ! と、嫌が上にも期待が高まる新作だったが、これがもう何と言って良いのか・・・。ああ、悲しい😭。大学受験に失敗してから自殺未遂を繰り返す主人公・朔史。彼の父親は人気のミステリ作家で、『別荘』に於いて秘書や主治医や朔史達の前で新作のプロットを3つ語り出し、全て不可能犯罪で、この謎が解けるか?と挑戦する。そして『別荘』でも密室殺人が起こり、そちらの犯人探しも始まる。うーん、このあらすじも正確じゃ無いです。とんでもない問題作を書いてくれたなあ。賛否あるだろうが私は断然否!2026/07/26
よるのもち
13
面白く読めたのは事実なのですが、これは中々の問題作。個人的には大オチに当たる部分は許容できるラインを完全に超えてしまっていたかな。作中で語られる、水族館殺人事件のトリックはなかなか面白かっただけに、後半少しテンションが下がってしまいました。2026/06/18
カノコ
11
ミステリ作家の父を持つ朔史が目覚める別荘で、で父は新作小説のプロットを語り始める。主人公の造形が信頼できない語り手すぎて、真剣に読む気になれない。作品の大部分を占めるプロット部分がどうにも面白くなく、それが作品上必要なつまらなさとはわかっていても非常に苦痛。読者にそれを強いるのはいかがなものなのだろうか。ラストは確かに意外性はあるが、如何にもな書き方のせいで驚きは半減しているし、個人的にはすべてに否な作品だった。しかし、そんなすべての個人的な文句は、「まあ星海社の作品だしなあ……」で片付けられるのだ。2026/08/23
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