出版社内容情報
【目次】
内容説明
近畿地方のベッドタウンで起きた薬物事件。バニッシュと呼ばれるペーパーアシッドの被害者は小学生児童だった。薬物撲滅キャンペーンのイメージキャラクターに選ばれた俳優・師道一正は、県警の義永刑事に協力し、事件の真相を看破する。事件解決の名声も手伝って国会議員にのしあがる師道。だが、元子役の支倉と義永刑事の娘・真理子は、師道に違和感を持っていた。二人が仲間を集め調査をはじめた矢先、誘拐事件が発生する。
著者等紹介
潮谷験[シオタニケン]
1978年京都府生まれ。第63回メフィスト賞受賞。2021年、デビュー作『スイッチ 悪意の実験』が発売後即重版に。同年『時空犯』で「リアルサウンド認定2021年度国内ミステリーベスト10」の第1位に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yukaring
77
彼は悪人なのか?それとも正義の人なのか?怒涛の展開と目まぐるしく変化する真実、ラストまで全く気が抜けない1冊。発端は小学生が被害者となった麻薬バラマキ事件。麻薬撲滅へ全力で取り組んだ刑事と地元出身の俳優。そして時は過ぎ俳優はカリスマ政治家となるが黒い噂も囁かれるようになっていた…。その政治家へ疑惑を抱いていた刑事の娘が誘拐される。彼の関与が疑われるが誘拐事件はいつしかゲームとして進行、誘拐された娘の仲間達は彼女を救うため誘拐ゲームへと飛び込んでいく。表裏一体の愛憎や信頼、様々な感情に心を揺さぶられる物語。2025/08/19
はにこ
76
初読みの作家さん。過去の薬物事件と議員との関係を調べるうちに誘拐事件。SNSやAIや、位置情報などを駆使した話で今っぽかった。話の展開的にそんなには惹き込まれなかったけど、ヤマオや分度器が良い味出していた。詩人、何だかツボだった。2026/03/23
さっちゃん
58
滋賀県で小学生による薬物事件が発生。人気俳優の師道一正をイメージキャラクターに薬物撲滅キャンペーンが展開される。師道は刑事の義永と共に薬物事件を追うが…。/冒頭の小学生による薬物事件という衝撃的な出来事から、章を追うごとに思いもしない方向へとどんどん物語が展開していき面白かった。メインとなる誘拐事件も犯人との駆け引きや追跡などにアプリゲームを使ったり、お手製のSNSやAIを仲間に入れたりと今っぽさもあった。へっぽこに思われたAIだけどちゃんと役立って良かった。最後に明かされたAIの秘密?に思わずほっこり。2025/08/15
オフィーリア
56
位置情報ゲームと生成AIを活用した最先端の誘拐もの。中でも元人気俳優→政治家という属性特盛キャラが、使命感に燃える名探偵にも薬をばら撒く悪徳政治家にも見えて印象がどんどん揺れるのが魅力。スリリングな二転三転する展開に登場人物達の熱情が混じり合って楽しく読めた。2025/09/23
こゆ
46
大学生が違法薬物バニッシュと議員の関係を調べる最中、誘拐事件が発生。犯人は位置情報ゲームを使って主人公や警察を振り回すがー。誘拐ものは少し苦手だったけどこれは面白い。周りを固める朝雲刑事、分度器やヤマオがいいキャラで読みやすかった。主人公一派が独自のSNSを使って連絡を取り合うのも今風だし、地元が出てくるのも嬉しい。常駐するAIが全然役に立たないので謎だったけど、そういう風に絡んでくるとは。詩人の「風は教えてくれない」が妙に癖になる。真犯人がしたことは許されないけれど、その気持ちはわかる気がする。→2026/02/28
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