頭がわるくて悪くて悪い

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頭がわるくて悪くて悪い

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  • サイズ 46判/ページ数 160p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065401484
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「宇宙人を殺すのはなんの犯罪にもあたらねえんだよ」
人間社会に溶け込み、悪事を働いている宇宙人を駆除すれば一晩で15万円。簡単なお仕事だといわれ、人生に行き詰った三浦馬連と山井孝直は宇宙人の隠れ家をタタきに向かう。合法ドラッグ、裏切りの裏切り……人はみんな思い込みで生まれて、勘違いで死んでいく。
日本語ドーピングの新鋭が描く、この世界の不条理=馬鹿馬鹿しさ。


【目次】

内容説明

日本語ドーピングの新鋭が描く、この世界の不条理=馬鹿馬鹿しさ(absurdity)。人生に行き詰まった三浦馬連と山井考直は、指示役・両角の命令通り、宇宙人の隠れ家をタタキに向かう。脱法ドラッグ、裏切りの裏切り…人はみんな思い込みで生まれて、勘違いで死んでいく。

著者等紹介

献鹿狸太朗[ケンシカマミタロウ]
1999年生まれ。慶應義塾大学大学院修了。16歳の時、「月刊少年マガジンR」にて三ヶ嶋犬太朗名義の『夜のヒーロー』で漫画家デビュー。高校卒業後すぐに「ヤングマガジンサード」で『踊るリスポーン』連載開始。第59回文藝賞で「青辛く笑えよ」が最終候補となる。小説デビューとなる『赤泥棒』は発売後即重版となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

さちこ

45
悪い中では一番良いんだって。2025/08/17

かおり

11
16歳の馬連(ばれん)が涙ぐましく徹底的に馬鹿に徹している。 過酷な環境で生きていくのに(自身ではそう思っていないのかもしれないが)馬鹿になる選択をしているよう。弟の名前は紫明(しあが)…そんな家庭環境で、弟と妹を思う心優しい兄、馬連。 ラスト数ページで種明かし(と本人は思っていないだろうけど)してしまう馬連。読者である私は爽快で悲しい気分。相棒の山井にも気を使う優しい馬連。 2人はこれからも宇宙人を殺し続けるのだろうか?どちらにしてもろくな未来が待っていないのが辛い。

fabi@第一芸人文芸部

10
なんか凄いものを読んでしまった。頭がわるいこと、頭がわるいことを自覚していることとしていないことの差異、頭がわるいことを利用すること、利用されること、など全てが詰まっていた。自分で責任を持って判断をすることって当たり前だけれど、難しい。作者の献鹿狸太朗(けんしかまみたろう)さんは漫画家さんで、漫画家の筆名・ 三ヶ嶋犬太朗(みかしまけんたろう) のアナグラムを小説家名に使っている。十六歳でデビューしたとか、凄すぎ。小説では漫画で挑戦できないことをやっている気がした。ジャンル分けしたら純文学に近いと思う。2025/08/13

ネック

9
前作より読みやすかった! 闇バイトっぽい仕事をする未成年の2人が悪戦苦闘するのが分かりやすかったのかも。 2人のボスがカッコイイのも良いですね。2025/07/18

📖®書店員🍵

8
頭が悪いことは罪なのか、賢いから偉いのか、頭が悪いことを隠し通せるから賢いのか……。主人公の母親は間違いなく頭が悪いタイプの人なんだろうなぁ、と。(笑)ネーミングセンスに脱帽。 ただ主人公は頭が悪いからこそ切り抜けているし安定を掴みつつある。そんな彼は賢いのでは……? 相棒とも呼べる男は賢いが故にあの立場になり、結果として頭が悪いのではないだろうか……。 反社会的な世界で闇バイトっぽさを含みつつアクションや擬似的なSF要素もあり、物凄く面白かった!2025/07/18

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