トヨタがF1から学んだこれだけのこと

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532318017
  • NDC分類 788.6
  • Cコード C0034

内容説明

1999年、奥田碩社長の「F1はどうだ?」のひと言から始まったトヨタのF1チャレンジ。紆余曲折を経ながらも高性能のクルマの開発に成功、優秀なドライバーも育ち「表彰台の中央」まであと一歩、「来シーズンこそは優勝」を確信する現場の思いとは裏腹に、リーマン・ショック後の世界的不況のなか「継続」か「撤退」かに悩む本社。そして2009年、豊田章男社長による「最後の決断」。世界のモータースポーツを知る筆者が、国内外のキーマンたちに直接取材。プロジェクトに携わった人々の汗や涙や笑い、巨大自動車メーカーが取り組んでも手に負えなかったF1という世界の魅力と闇、そして結果的にトヨタがそのF1から学んだことは何かを描き出す。

目次

撤退への跫音
「F1はどうだ?」
モータースポーツ推進室
TMG(トヨタ・モータースポーツGmbH)
技術開発と実戦準備
実戦開始
それからの闘い
F1撤退
スピリット・オブ・トヨタ
自動車メーカーのF1〔ほか〕

著者等紹介

赤井邦彦[アカイクニヒコ]
ジャーナリスト。1951年生まれ。出版社勤務を経て76年、フリーに。F1を中心とするモータースポーツ関連では第一人者。大手自動車メーカーの海外PR活動やF1事業、外国法人の日本事業などへの助言活動も行う。自動車雑誌、東京中日スポーツにてコラムも執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糜竺(びじく)

14
トヨタにはF1から撤退せずに続けて欲しかった。2020/12/22

kubottar

9
やはりヨーロッパと日本の車の捉え方は全然違うようですね。ヨーロッパはスポーツなら、日本は効率良く人間を運んでくれる動く箱。そしてF1参戦によるトヨタ車ブランドイメージ向上をいくら説いても、マーケティングの数字として計上されなければ社内の風当たりも厳しいのが日本的だな。2012/09/19

たー

9
環境技術が重視される今の時代F1の価値(メーカーにとって)って何なんでしょうね?著者のまとめにはイマイチ共感できなかった。2012/07/01

T2y@

2
全社プロジェクトとしてF1に挑んだトヨタの記録。グローバルでトップを取った辺りから、トヨタの車から、ロマンを感じないのだが、本書に描かれているF1チーム運営の位置付けを読み進めるにつれ、それも納得。自動車メーカーとして、モータリゼーション啓蒙を放棄するモノづくり続けるならば、そのツケはいずれ回ってくる。2012/09/28

あなたの弟

1
トヨタのF1を少しのぞいてみました★22014/09/21

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