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出版社内容情報
薩摩藩国父・島津久光の行列を乱した異国の者。
無礼極まる英国人は斬り捨て御免!!
この深刻な”国際問題”に、薩摩のトップ、
小松・大久保も頭を抱え、
情報収集役の川路もbot化す…!?
一方、京の町では”人斬り”が暗躍。天誅の名のもと、
宿敵「多賀者の剛腕」が三条河原に晒されて…。
後に「日本警察の父」となる
川路利良を描く
独創的幕末コメディ第8巻!
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
文麿
11
薩摩藩は指定暴力団。公家を使って幕府に無理難題を押し付け、暴力を匂わせて脅し、条件をのませる。そして生麦事件。元警察官の作者ならではの推察が面白い。京都では暗殺、天誅が流行り、人斬りたちが活躍する血生臭い世界に。唯一明るい話が主人公の結婚話。元々はイギリスに喧嘩を売ったために始まった結婚ブームなのだが、主人公はその恩恵にあずかった。今後の展開はツラいものになりそうだが、そんな中でもギャグを忘れない作者の力量で楽しく読めるだろう。2025/07/23
毎日が日曜日
7
★★★+2025/07/28
YS-56
4
できることは何でもする。嵐の予感。2025/07/27
Mr.deep
4
あまりの事態に不断の有能ぶりはどこへやらのポンコツにh成り果てる家老組と、合理主義の化身みたいな冷酷極まりない田中新兵衛が実に魅力的2025/07/23
笠
3
4 新刊読了。生麦事件など。教科書でも絶対に出てくる有名な事件だが、細かい背景が分かると見方も変わってくる。イギリス側からすると当然激怒案件ではあるけど、要人の移動中にみだりに近付き警告にも従わず行列を突っ切ろうとしたとするなら、警護上の理由で排除したという言い分にも理はある気がする。多賀者が1人また1人と死んでいくのが物悲しいが、彼等も決して無辜の民ではないことを思えばそういう時代だったと思うしかない。2025/07/28