講談社文庫<br> 茜さす日に嘘を隠して

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講談社文庫
茜さす日に嘘を隠して

  • 真下 みこと【著】
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  • 講談社(2025/07発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065398654
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



「誰かに言えるわけない」私がこう思っている時、あなたは。
若者の真実を描く感動共作!!

就活面接でうまく話せず、彼氏とも疎遠な日々に思い詰める皐月、
寂しさを埋めるため、急に人と会いたくなる衝動を抑えきれない愛衣、
自分の経験を切り売りして曲を作り、シンガーとして活動する文、
大切な友達に言えない秘密を抱えながら過ごす智子ーー
誰かに理解してほしい葛藤をひとりで抱える、大人未満の4人の物語。

青く滲んだ月の行方』(青羽悠)と繋がる世界ーー

●カツセマサヒコ(小説家)
教室の隅で捻くれてた自分に、この物語を読ませたかった。

●本間悠(うなぎBOOKS)
友人でも恋人でもないあやうい関係性。
みんな、誰かと繋がりたくて、もがいている。


<第1話 さんざんな朝>
就活生の皐月は、ある面接で「あなたを売ってください」という質問を受ける。うまく答えられず落ち込んでいると、大学の先輩のSNSで、恋人の浮気場面らしき写真を見つけてしまう。社会人の彼とは最近うまくいっていない。自分の気持ちに正直に生きたいけれど、私だけが、取り残されてしまうのかーー?

<第2話 砂が落ちる>
「好き」は終わりの始まりだ。パパもバイト先の先輩も、彼氏も、マッチングアプリで出会った男の子たちも、みんなあたしの元からいなくなった。わかっているはずなのに、愛衣は新たな誰かを探す衝動が抑えられない。砂時計の砂が落ちていくように、人間関係にもタイムリミットがある。それでも、と願う愛衣が出した答えとは?

<第3話 手紙>
井ノ坂文は、SNSで人気のシンガーソングライター・ふみとして活動している。自分の経験をひとつずつ切り出して楽曲を作り、誰かの「自分のための曲」を作ることはできても、楽曲を通して誰とも繋がれないことに不安を感じていた。新曲の制作が進まない文は、ふと男子高校生の自殺のニュースを目にして――。

<第4話 あと1歩>
「男女の友情なんて成立しない」。男同士、女同士だって、友情が成立しないことはあるのに、どうして男女の間だけーー? 智子が、愛衣と涼太と飲む場所は、ラブホテルが定番だ。恋バナをしたり、就活の相談をしたり、定番となった三人で飲む時間だったが、その中で智子はある思いを抱えていてーー

<第5話 色を変えて>
大学4年11月、先が見えない毎日を送る皐月。キャリアセンターでの面談を終えてスマホを見ると、サークル仲間の奈美から卒業旅行の誘いの連絡が。「私は皐月のこと、大事な友達だと思ってるよ」。友達って何なのか、そして、私って一体どういう人間なんだろうーー?

内容説明

未だ内定が出ず就活中の皐月は、彼氏との関係も上手くいかずに思い悩む。寂しさを異性によって埋め合わせる愛衣、自身の経験を切り売りした楽曲で音楽活動をする文、「親友」に言えない秘密がある智子。理解してほしい思いを抱え「大人未満」のままもがく、『青く滲んだ月の行方』と繋がる青春群像共作。

著者等紹介

真下みこと[マシタミコト]
1997年埼玉県生まれ。2019年『#柚莉愛とかくれんぼ』で第61回メフィスト賞を受賞し、’20年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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よっち

28
誰かに言えるわけがない何ともあやふやで危うい関係。誰かに理解してほしい葛藤をひとりで抱える女性を描く、ゆるく繋がる5つの連作短編集。就活が上手くいかず、SNSで恋人の浮気場面らしき写真を見つけてしまう皐月。寂しさを埋めるため急に人と会いたくなる愛衣。自分の経験を切り売りして曲を作るシンガーソングライターふみ。大切な友達に言えない秘密を抱える智子。もう一つの物語とリンクする舞台裏では、全然違うことを考えていたことも判明しましたけど、彼女たちが誰にも言えずに抱えていた思いにもきちんと救いがあって良かったです。2025/07/15

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