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出版社内容情報
地方から東京の高偏差値高校に首席入学した美津未は、勉強こそできるものの、過疎地育ちゆえに同世代コミュ経験がとぼしい。そのうえちょっと天然で、慣れない都会の高校はなかなかムズカシイ! だけど、そんな「みつみちゃん」のまっすぐでまっしろな存在感が、本人も気づかないうちにクラスメイトたちをやわらかく感化して…! 2年生に進級して仲良しグループは別々になったけど、それぞれが期限つきの高校生活を充実させるかのように、当たり前の毎日を当たり前じゃなく輝かせてゆく…! TVアニメ第2期の制作も発表され、各メディアから広く深く注目を集め続ける共感度MAXのスクール・ライフ・コメディの最新第12巻は、どこか憂いのある志摩くんの過去に迫りつつ、喜怒哀楽ぜんぶ入り&まばゆさ増し増し!
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コリエル
7
志摩の過去を描いて、母との断絶を見せた後で、みつみの家族の温かさと団結を対比で写す。温度差エグくて凍える。そんな彼の凍えた心だからこそ怪物に寄り添った演技が体現出来て人を感動させられたという。でも、誰も救うことの出来なかったフランケンシュタインの怪物と違い志摩にはみつみもいるし、母親とも少しだけ歩み寄れそうな気配もある。冷たい場所から浮上していく感覚のラストが良かった。過去あんなことがあったのに志摩のために泣いてあげられるリリカにも感動しちゃったよ。2025/08/22
ふみ
4
朝から涙。善悪がグラデーションになっていること、少しずつ満たされて解放できるようになっていること。みんな幸せになってくれ。2025/08/22
die_Stimme
2
これどうなるのかな。ラブコメとしていい感じなんだけど、そもそも恋愛成就してめでたしという作品ではないだろうし、志摩くんの陰の部分が島育ちで屈託ないみつみちゃんに惹かれる関係性が面白みになっていたので、志摩くんがポジティブに変わると作品の方向性が大きく変わるんだと思う…2025/08/23
mitsuya
1
いいなあ、高校生。 あらゆるジャンルの作品で、屈折や影のある人物はドラマになりやすいものだけど、温かい家族の中で真っすぐに育ったみつみちゃんみたいな人は、漫画にするとたいくつだったり嘘くさくなったりしがち。なのにこの作品ではちゃんとそこにいやみなく存在しているところがすごいですね。2025/08/22
So Honda
1
1、2巻ではまり一気に11巻まで読んだところでちょうど12巻が刊行。登場人物それぞれの背負う過去、コンプレックス、葛藤、それらを乗り越えていく姿、損得勘定のない友情…歳をとってしまった自分にとっては眩しく、切なく、羨ましく、泣ける2025/08/22
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