カトリと夜の底の主

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カトリと夜の底の主

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065391143
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

第62回講談社児童文学新人賞佳作『カトリと眠れる石の街』のシリーズ第3作!

★主な内容
舞台は19世紀後半のスコットランドの都市、エディンバラ。
カトリとリズは半年ばかり疎遠になっていた。

たまたま博物館の資料室で見つけた天体図に興味を持ったカトリ。博物館の館長ハミルトンが、天体図について調べて記事を書けば、雑誌に載せてくれると言う。記事を書くため、天体図について調べ、現地調査のためマッセルバラに行くことに。
同時期、ひさしぶりに会ったリズから、過去に自分たちがまきこまれた事件と怪異についていっしょに調べてほしいと誘いを受ける。奇しくも、カギとなるのがマッセルバラの地であった。

ふたりはマッセルバラに向かい、人々を訪ね歩くが、とある人物について話を聞こうとすると住民の様子はおかしくなり……。
天体図は何のためのものなのか? 手記にあるふしぎな赤ん坊「イードリン」とは? リズがカトリを誘った本当の目的は?
すべての怪異の謎が明らかになる第3巻!

内容説明

19世紀後半のエディンバラを舞台に、謎を解きあかすミステリー!ラディスローが無言でカトリを見つめている。先ほどまでのにこやかな笑顔は溶け落ちたように消えて、人形のように無表情な顔の中に、目だけがこちらを見ている。瞳はまるで山羊のそれのように横に長くゆがんでいた。人ではないなにかが、ラディスローを通してこちらを見ている。

著者等紹介

東曜太郎[ヒガシヨウタロウ]
1992年生まれ。千葉県出身。一橋大学社会学部卒業。エディンバラ大学国際関係専攻修士課程修了。「カトリとまどろむ石の海」(『カトリと眠れる石の街』と改題・改稿して出版)で第62回講談社児童文学新人賞佳作に入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がらくたどん

52
19世紀末のイギリス・エディンバラを舞台に階級が異なる二人の少女の成長というリアルと古い街に眠る異界の鳴動というファンタジーが交わる高学年向けの物語の第3弾。街の腕白少女だった金物屋の養女カトリは学問の道に進む覚悟を決め、裕福な法律家の娘リズは魔法と闇の世界に身を置きたい衝動が押さえきれない。同じ不思議を共有しても現実を手放さない強さと現実から飛び出せる強さ。表紙の背中合わせなのに背中で感じるお互いの気配の掛け替えのなさが分かっている少女達が愛おしくなるエディンバラ完結編。別れを遠い再会への序章と信じて♪2025/05/26

竜王五代の人

5
きれいに納めた完結編。前2巻は何かしら危害に遭う人が出て事件に否応なしに巻き込まれたが、今回はカトリとリズ、二人自身の意思で事件の根元に向かい合うことになる、その意思がみどころ。「夜の底」への旅の幻想的な雰囲気もよい。2025/06/08

fumin

3
エディンバラ編完結の文字を見ていてもたってもいられず購入。いやあめちゃめちゃめちゃめちゃおもしろかった……!!そして今までの2作品、あくまでカトリが主人公と思ってきたけれど、間違いなくリズのための物語でもあったのだなと思わせられた。でもまた別の道はなかったのかなあ、とも考えてしまう。今のままだとカトリは前を進んで自分で自分の道を切り拓いているのに対し、リズは色々与えられているにもかかわらず甘ったれているようにも見えるから、バックボーンがもっと語られるといいな。あと2人の話し言葉紛らわしいのわざとだろうか。2025/05/02

秋芳

2
シリーズ3巻目にして、禁断の知識に魅入られて堕ちていく探索者ムーブ。道を違えた二人、舞台を移しての再会を待つ。2025/07/07

香織

2
シリーズ物と知らずに手に取った。 自分で生き抜く若者たちに、いつの間にかプラットフォームで心配下に小言を言う養母に共感している自分。帰る場所になっていたいと思う。 「たまたま出会って、次の分かれ道まで一緒に歩いた」友人達がいたからの今の場所。たとえ会わなくなったとしても。2025/07/05

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