ブルーバックス<br> 世界一シンプルな進化論講義―生命・ヒト・生物-進化をめぐる6つの問い

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世界一シンプルな進化論講義―生命・ヒト・生物-進化をめぐる6つの問い

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  • サイズ 新書判/ページ数 304p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065382929
  • NDC分類 467.5
  • Cコード C0245

出版社内容情報

生物は、なぜ進化するのか? 生命40億年の冒険が始まる!

なぜウマの指は1本になった?
獲得した形質の遺伝は存在する?
「共通祖先」は地球最初の生物ではない?
脳は進化の証拠か?
ヒトは進化に抗うことができるのか?

なぜ生物は変わるのか? 進化は進歩ではない! 
『種の起源』・自然淘汰・生物・遺伝子・生命・ヒト――6つのキーワードをもとに、
進化の驚くべきメカニズムと、複雑にも単純にもなりうる生物の多様な姿を解説します。
全生物の「共通祖先」とは? 種の絶滅とは? ヒトは進化途上の生き物なのか?
世界一楽しい進化論講義が始まる!

進化論に関しては、未だに間違った考えがたくさん流布している。「生物は進化することによって進歩していく」、「私たちは進化を目の当たりにすることは不可能である」といった考えだ。これらの誤解について、なるべく簡単に、わかりやすく説明することが目標の一つである。本書にはもう一つ特徴がある。それは、ダーウィンについての態度である。私はダーウィンを歴史上もっとも偉大な生物学者であると考えているけれど、だからといってダーウィンの言ったことがすべて正しいと考えているわけではない。間違いは間違いとして、はっきりと指摘することを心掛けた。<「まえがき」より抜粋>

内容説明

進化論への誤解と真実。なぜ生物は変わるのか?進化は進歩ではない!『種の起源』・自然淘汰・生物・遺伝子・生命現象・ヒト―6つのキーワードをもとに、進化の驚くべきメカニズムと、複雑にも単純にもなりうる生物の多様な姿を解説します。全生物の「共通祖先」とは?種の絶滅とは?世界一楽しい進化論講義が始まる!

目次

第1講義 進化とはなにか 『種の起源』をめぐる冒険
第2講義 自然淘汰とはなにか もっとも曲解されたダーウィンの主張
第3講義 さまざまな生物から進化を考える
第4講義 遺伝子からみた進化論 ヒトはいかに誕生したのか
第5講義 さまざまな生命現象と進化論
第6講義 ヒトをめぐる進化論

著者等紹介

更科功[サラシナイサオ]
1961年生まれ。武蔵野美術大学教授。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。博士(理学)。専門は分子古生物学。科学書の執筆でも知られ、『化石の分子生物学』(講談社現代新書)で科学出版賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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まーくん

77
更科功先生は古生物学者。生命の進化に関する一般向け書籍を多く執筆されている。大変わかり易く、広い視野で興味深い切り口で解説してくれるので愛読させていただいている。本書は先生の最新刊。ダーウィンの『種の起源』をめぐり、それが如何に受け入れらて行ったか?偉大なダーウィンの「間違い」にも言及。もっとも曲解された主張「自然淘汰」とはなにか?性淘汰と自然淘汰の関係、遺伝子からみた進化論、全生物の「共通祖先」は?生命40億年の進化をやり直しても人類は誕生するか?など、一足突っ込んだ内容について現代の視点から考察。⇒2025/02/08

trazom

71
いつもながら更科先生の見解は明快。特に「進化は進歩ではない」ことを強調し、自然淘汰説以上に重要なダーウィンの主張だと指摘する。さらに、ヒトを系統樹の頂点の特権階級のように思うのは誤りだとの認識もいつも通りで、「様々な生物から進化を考える」という一章を設けて、グッピーから恐竜にいたるまで多様な生物の進化を紹介している。「私はダーウィンを歴史上最も偉大な生物学者だと考えているけれど、だからと言ってダーウィンがすべて正しいわけではない。ダーウィンの言ったことには間違いが山ほどある」という先生のスタンスはフェア。2025/05/22

テイネハイランド

13
図書館本。著者の本を読むのは5冊目です。web magazine「現代ビジネス」の連載をまとめた本ですが、進化論に関する興味深い話題を(1項目 7-9ページ)簡潔に紹介しています。結構複雑な事柄でもしっかりとわかるように適切に図表を用いて説明がされているのが本書の長所です。「性淘汰と自然淘汰の関係をみる」「エピジェネティクスは遺伝する」「クラウングループとステムグループ」「ミトコンドリア・イブは全人類の母ではなかった」などを特に面白く読みました。2025/05/22

おだまん

12
世界一楽しいかは別として新しい知見のアップデートができた気がする。そして結局まだまだ分かっていないことも多くてSF的で面白い。2025/04/17

CPT

7
世界一シンプルではないが本編と関係ないところでおもしろい。筆者の着眼点からいろいろと妄想が膨らむ。リョコウバトは「絶滅」が注目されるが「大量発生」に関して語られない。人工知能が「自己防衛(生)」を超えて「自然淘汰(生と死)」へと進化したらどうなるか。シミュレーション仮説の可能性に対するシンプルな検証。おもしろーい。筆者が糞虫の角の有無について「糞」を連呼しながら語り、すべての生物の最終共通祖先を「LUCA」と称しているのが厨二ぽくて印象に残った。2025/02/20

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