講談社ノベルス
ブラッド・ブレイン―闇探偵の降臨

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  • サイズ 新書判/ページ数 209p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062990820
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

刑事の百成完とともに、複雑怪奇な連鎖殺人の謎に挑む「闇の探偵」月澤凌士。犯罪の全貌は? 彼自身に隠された最凶の秘密とは?ある母娘を脅かす「悪魔の声」。その正体と目的は? 警視庁捜査一課の刑事・百成完から相談を受けた「闇の探偵」月澤凌士は、たちどころにその謎を解き明かす。だが、それはさらなる複雑怪奇な連鎖殺人の序章でしかなかった。完璧なアリバイを支えるトリックと、犯罪の恐るべき全貌を月澤は見破れるか? そして月澤凌士自身に隠された最凶の秘密とは? 本格ミステリー界を揺さぶる強烈な名探偵登場!!

小島 正樹[コジマ マサキ]
埼玉県生まれ。2005年、島田荘司氏との共著により『天に還る舟』(南雲堂)を上梓。2008年、『十三回忌』(原書房)で単独デビューを果たす。2015年、『扼殺のロンド』(双葉文庫)で第6回エキナカ書店大賞受賞。スケールの大きなトリックと、どんでん返しを得意とする。趣味はリバーカヤックと散歩。著書に『四月の橋』『硝子の探偵と消えた白バイ』『硝子の探偵と銀の密室』(いずれも講談社ノベルス)、『呪い殺しの村』(双葉社)、『モノクローム・レクイエム』(徳間書店)、『武家屋敷の殺人』(講談社文庫)など。

内容説明

ある母娘を脅かす「悪魔の声」。その正体と目的は?警視庁捜査一課の刑事・百成完から相談を受けた「闇の探偵」月澤凌士は、たちどころにその謎を解き明かす。だが、、それは複雑怪奇な連鎖殺人の序章でしかなかった。完璧なアリバイを支えるトリックと、犯罪の恐るべき全貌を月澤は見破れるか?そして月澤自身に隠された最凶の秘密とは?本格ミステリー界を揺さぶる強烈な名探偵登場!!

著者等紹介

小島正樹[コジママサキ]
埼玉県生まれ。2005年、島田荘司氏との共著により『天に還る舟』(南雲堂)を上梓。2008年、『十三回忌』(原書房)で単独デビューを果たす。2015年、『扼殺のロンド』(双葉文庫)で第6回エキナカ書店大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

107
流石、小島さんらしいやりすぎミステリーです。全部のトリックが良い訳でもないですが、少しずつ解いていきながら、どんでん返しあり~のでイイ感じです。2016/09/26

マムみかん(*ほぼ一言感想*)

28
『〇たちの沈黙』のソフトバージョンかな。 ひと味違った安楽椅子探偵もの、バディものとして面白かったです。 詰め込みすぎミステリーぶりも健在ですね(笑)。 講談社タイガの方で続きが出るようなので楽しみ☆2019/07/04

あっちゃん

18
やりすぎ本格ミステリー作家さんなのね(笑)今回は警察ものだから大丈夫?と思いつつ、やはり設定が優雅な獄中探偵!アリバイ作り、ソコまでする?と毎度のやり過ぎ感がたまんない(  ̄▽ ̄)2017/03/11

buchipanda3

18
終盤、残りページを見ながら、まだ何かあるんだ、そう思いながら読み進めて最後まで楽しめた。獄中探偵ものミステリ長編。シャンパン片手に卓越した推理力を見せつける月澤。彼は過去に凄惨な連続殺人事件を起こして死刑囚となった。収監はしたが警察は彼を闇探偵として利用する・・・。発想の転換のようなトリック破りや事件の意外な接点が明らかにされる様、そしてそれらが一つに収束していく流れが面白かった。ただ、今回は周囲が怯える割に月澤の悪辣な面があまり見えなかったのが少々物足りなかった。月澤の謎はまだありそう。続きも期待。2016/09/25

やっす

16
小島正樹さんの新シリーズ。個人的にはあまり華がない(失礼?)海老原浩一よりも本作の月澤凌士の方が名探偵らしくて良いですね。内容の方はこの作者らしく、複数のアイディアを盛り込んで読者を楽しませようとする意欲満々な感じです。ただ、最近の小島さんは初期の作品ほど無茶なトリックは鳴りを潜め、小技を絡めたテクニックの妙の方が前面に出てる気がしてちょっと寂しい様な、でも感心する様な複雑な心境。wそういう作品個人的には結構好きですけどね。意味ありげな終わり方からしてまだ続ける気があるみたいなので、続巻にも期待します。2017/04/17

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