講談社現代新書<br> 超解読!はじめてのフッサール『イデーン』

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講談社現代新書
超解読!はじめてのフッサール『イデーン』

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  • サイズ 新書判/ページ数 352p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065380802
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C0210

出版社内容情報

難解な哲学書をわかりやすく解説する「超解読!」シリーズ最新刊!

ヨーロッパ哲学の最大の難問=認識論の謎を解明した二十世紀哲学の最高峰をわかりやすくかみ砕いて解説。

「普通認識は可能か」。ギリシャ哲学以来続く認識問題の難問。なぜフッサールは、この認識問題を解明するためには根本的な「視線の逆転」が欠かせないと主張したのか?
ヨーロッパ哲学にパラダイム転換をもたらし、人間と社会についての新しい「本質学」の道を開くこととなった現象学の核心に迫る!

フッサール現象学は、存在論哲学のハイデガー、言語哲学のヴィトゲンシュタインとならんで二十世紀哲学の三つの最高峰をなす。しかし現象学の根本動機、根本理念、根本方法は、ここまで大きな誤解に晒さらされ続けており、それは現在にまでいたっている。フッサール現象学の最大の功績は、ヨーロッパ哲学の最大の難問といえる認識論の謎、哲学的な普遍認識の可能性についての謎を完全に解明した点にある。にもかかわらず、ここまでのところ、フッサール現象学のこの根本動機が明確に指摘されたことはなく、したがって、その解明の方法のエッセンスが明示されたこともない。――「序論」より

内容説明

二十世紀哲学の最高峰をわかりやすくかみ砕いて解説。西洋哲学最大の謎を解明!!現象学が切り開いた未曽有の哲学の地平へ。

目次

序論 認識問題の現象学的解明―ヨーロッパ現象学解釈の刷新
解読と解説(純粋現象学への全般的序論)
第一篇 本質と本質認識(事実と本質(1節~17節)
自然主義的誤解(18節~26節))
第二篇 現象学的基礎考察(自然的態度のなす定立と、その定立の遮断(27節~32節)
意識と自然的現実(33節~46節))

著者等紹介

竹田青嗣[タケダセイジ]
1947年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。明治学院大学国際学部教授を経て、早稲田大学名誉教授。大学院大学至善館名誉教授。哲学者、文芸評論家

荒井訓[アライサトシ]
1954年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修了。東北大学講師・助教授を経て、早稲田大学商学学術院教授。ほかに、国際交流基金海外専門調査員、NHKラジオドイツ語講座講師、(公財)ドイツ語学文学新興会常務理事などを歴任。専門はドイツ文芸論・文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Ex libris 毒餃子

16
解説後に従来訳と新訳を併記する荒業を使った本。従来訳を前提にしないと新訳への変換が意味をなさないのかなあ、とも思った。というのもさまざまな現象学の本が従来訳を前提にして理論展開しているわけである。従来訳の意味を新訳で把握した後に現象学に挑む必要がある。2025/01/17

Go Extreme

1
認識問題の重要性: フッサールは自然科学と人文学の認識問題の違いを強調 現象学的還元の方法・自然的視点→哲学的視点 自然主義と現象学: 事実の認識と本質の認識の違い 自然科学の認識・最終的な結論には至らない 本質と本質認識: 本質学と事実学を区別・認識の根本問題として本質の認識 本質観取と個的直観の関連性 フッサールとハイデガーの対比 認識の構造と確信: 認識≒主観の内で形成される確信 経験と直観: 知識ー原的な直観に根ざす・認識の基盤 経験に基づく自然な確信と哲学的な確信の違い 現象学的還元2025/01/24

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