内容説明
「How To Render」は、アーティスト、建築家、デザイナーのための本です。実世界をしっかりと観察する能力を高め、観察の結果を表現する技術を解説しています。レンダリングは、線画の次に習得すべき技術です。本書は、読者のレベルを問わず、アイデアを明確に伝えることに役立つ、ツールと知識を教えます。本書は、光と影の物理的性質を理解することから始まります。遠近法で影の構造を描き、サーフェスには適切な明度を割り当てていきます。後半は、反射の物理的性質を理解し、その知識を応用してさまざまな材料をレンダリングします。
目次
01 レンダリングとは?+道具と材料
02 光のタイプと影
03 幾何学形状のレンダリング
04 複雑な立体のレンダリング
05 オブジェクトのレンダリング
06 フォトリファレンス
07 反射サーフェス
08 反射:屋内シーン
09 反射:屋外シーン
10 特定の材料のレンダリング
11 作品例
著者等紹介
ロバートソン,スコット[ロバートソン,スコット] [Robertson,Scott]
アート・センター・カレッジ・オブ・デザインエンターテインメントデザイン科元学科長。Design Studio Press創設者。デザインおよびコンセプトアートに関する11冊の書籍を執筆および共同執筆。The Gnomon Workshopとの共同製作で教育用DVDをプロデュースし、自身も講義を行う。企業やカレッジからの要望に応え、あるいは自身が運営するワークショップ(SRW)を通して講義と講演を行っている
バートリング,トマス[バートリング,トマス]
アート・センター・カレッジ・オブ・デザインエンターテインメントデザイン科ディレクター。革新的な医療設備から戦闘可能な軍用車両まで、多様な製品のデザインを手掛ける。実務で培った専門知識により、デザイン教育者として高く評価されると同時に、独特の手法と並外れた先鋭性を獲得。カレッジでディレクターを務めるかたわら、教員を対象にトレーニングを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。