星海社ＦＩＣＴＩＯＮＳ 東離劍遊紀〈上之巻〉掠風竊塵

分解刑【著】/虚淵 玄【原案】

星海社（2024/09発売）

• サイズ B6判／ページ数 432p／高さ 19cm
• 商品コード 9784065370865
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

出版社内容情報

ニトロプラスの麒麟児たる新人・分解刑による堂々のノベライズ！

あの虚淵玄が原案・脚本・総監修を務めた武侠ファンタジー人形劇『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』が今ここに新生する！！

かつて魔界の軍勢が人間界へと押し寄せた戦いーー窮暮之戰から二百年。魔神さえも退け、人類を滅亡の瀬戸際から救った超常の兵器・神誨魔械の中でもひときわ強い力を備えた天刑劍が、今まさに蔑天骸（ベツテンガイ）率いる玄鬼宗らの手に落ちようとしていた。
天刑劍を守護してきた護印師の一族の末裔である丹翡（タンヒ）は、玄鬼宗の追っ手から逃れるさなか、謎の風来坊・殤不患（ショウフカン）、貴公子然とした神秘的な男・鬼鳥（キチョウ）らと出会い、蔑天骸が待ち受ける七罪塔を目指して大いなる旅に出発する！

内容説明

かつて魔界の軍勢が人間界へと押し寄せた戦い―窮暮之戰から二百年。魔神さえも退け、人類を滅亡の瀬戸際から救った超常の兵器・神誨魔械の中でもひときわ強い力を備えた天刑劍が、今まさに蔑天骸率いる玄鬼宗らの手に落ちようとしていた。天刑劍を守護してきた護印師の一族の末裔である丹翡は、玄鬼宗の追っ手から逃れるさなか、謎の風来坊・殤不患、貴公子然とした神秘的な男・鬼鳥らと出会い、蔑天骸が待ち受ける七罪塔を目指して大いなる旅に出発する！虚淵玄が原案・脚本・総監修を務めた武侠ファンタジー人形劇『Ｔｈｕｎｄｅｒｂｏｌｔ　Ｆａｎｔａｓｙ東離劍遊紀』が、ニトロプラスの麒麟児・分解刑の手により堂々のノベライズ！

著者等紹介

分解刑［ブンカイケイ］
ニトロプラス所属のシナリオライター。本書が初の著書となる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[alleine05]

原作の人形劇は1期の1話目のみ視聴。そんなだけど、第一章の内容はほぼ原作通りと読んでいるうちに思い出して分かったので、おそらく原作通りの内容かと。武侠小説らしい雰囲気のある文章に、正統派の王道活劇にと面白かったのだけど、虚淵作品に求めているのはこういう正統派の展開じゃなくてもっと心えぐられるようなアレなんだよというか（虚淵さんは原案・脚本担当で、この小説は別の人が書いているのはわかっているけど）。文章の方にしてもこちらは全編に渡って武侠ものらしい言い回しが散りばめられていて非常によくできているのだけど、

2024/10/04

[tt23836148]

なるほど『武侠』モノというのはこういうことか。善や悪という単純な話ではなく、何かこうもっと別の概念が物語の中に在る感じ。全く素人なので『武侠』モノというジャンルはこういうもので、こういう面白さ、楽しさが、あるんだよ、ということを知れて良かったです。

2025/03/04

[クロノ]

原作ファン完全納得クオリティのノベライズで嬉しい。基本原作に忠実。キャラの心情など深掘りされていて新鮮だった。なんの違和感もなくオリジナル展開も混ぜられていて上手いと思った。

2025/02/10

[不璽王]

武俠の書き方が堂に入ってて素晴らしい。下巻も楽しみ

2025/03/01

[さいだ]

中華ファンタジー。日台合作の人形劇『Thunderbolt Fantasy　東離劍遊紀』のシーズン1前半のノベライズ。魔神を倒したと言う天刑劍を巡り、奪おうとする玄鬼宗と兄の仇を討たんとする護印師の少女・丹翡。彼女に与する者たちははたして何を目論む。基本的にはTVのストーリーに沿っているが、終盤の丹翡と捲殘雲が巻き込まれる母娘の逃亡事件のようにオリジナル要素もあり。個人的には戦闘シーンに、やや癖が強く感じて読みづらかったが、それ以外は普通に読める。

2024/11/09