出版社内容情報
平成(コロナ以前)の思考とは何か
鉄道の本質とは何か
鉄道を愛する政治学者による、思索の到達点/出発点
原武史さんは鉄道をひとつの場として考え、近代日本史のなかに置いてその歴史や現状をとらえてゆく。鉄道を通してその背後にある歴史を見てゆく。(略) 車両から一歩外に出て、鉄道を取り巻く場、環境をとらえてゆく。開かれた鉄道本である。(川本三郎「解説」より)
平成の時代から令和の現在に至り、鉄道という交通手段の本質はいかに変質したのか。
新幹線が増え、ローカル線が衰退する。
豪華列車が登場し、地方で廃線が増える。
そして、コロナ禍が人間どうしの距離を引き離し、鉄道の公共性は失われてゆく。
日本近現代史における「鉄道」の意味を問う愛惜の鉄道文化論。
内容説明
平成の時代から令和の現在に至り、鉄道という交通手段の本質はいかに変質したのか。新幹線が増え、ローカル線が衰退する。豪華列車が登場し、地方で廃線が増える。そして、コロナ禍が人間どうしの距離を引き離し、鉄道の公共性は失われてゆく。日本近現代史における「鉄道」の意味を問う愛惜の鉄道文化論。
目次
菊と鉄道
駅と西武と
鉄路の空間政治学
年々歳々
列車はなにを運ぶのか?
鉄道と私
コロナと鉄道
著者等紹介
原武史[ハラタケシ]
1962年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。東京大学大学院博士課程中退。明治学院大学、放送大学教授を経て、明治学院大学名誉教授、放送大学客員教授。専門は日本政治思想史。『「民都」大阪対「帝都」東京』(講談社)でサントリー学芸賞、『大正天皇』(朝日新聞出版)で毎日出版文化賞、『滝山コミューン一九七四』(講談社)で講談社ノンフィクション賞、『昭和天皇』(岩波書店)で司馬遼太郎賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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