講談社文庫<br> 最終列車

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065370568
  • NDC分類 686.21
  • Cコード C0195

出版社内容情報

平成(コロナ以前)の思考とは何か
鉄道の本質とは何か

鉄道を愛する政治学者による、思索の到達点/出発点

原武史さんは鉄道をひとつの場として考え、近代日本史のなかに置いてその歴史や現状をとらえてゆく。鉄道を通してその背後にある歴史を見てゆく。(略) 車両から一歩外に出て、鉄道を取り巻く場、環境をとらえてゆく。開かれた鉄道本である。(川本三郎「解説」より)

平成の時代から令和の現在に至り、鉄道という交通手段の本質はいかに変質したのか。
新幹線が増え、ローカル線が衰退する。
豪華列車が登場し、地方で廃線が増える。
そして、コロナ禍が人間どうしの距離を引き離し、鉄道の公共性は失われてゆく。
日本近現代史における「鉄道」の意味を問う愛惜の鉄道文化論。

内容説明

平成の時代から令和の現在に至り、鉄道という交通手段の本質はいかに変質したのか。新幹線が増え、ローカル線が衰退する。豪華列車が登場し、地方で廃線が増える。そして、コロナ禍が人間どうしの距離を引き離し、鉄道の公共性は失われてゆく。日本近現代史における「鉄道」の意味を問う愛惜の鉄道文化論。

目次

菊と鉄道
駅と西武と
鉄路の空間政治学
年々歳々
列車はなにを運ぶのか?
鉄道と私
コロナと鉄道

著者等紹介

原武史[ハラタケシ]
1962年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。東京大学大学院博士課程中退。明治学院大学、放送大学教授を経て、明治学院大学名誉教授、放送大学客員教授。専門は日本政治思想史。『「民都」大阪対「帝都」東京』(講談社)でサントリー学芸賞、『大正天皇』(朝日新聞出版)で毎日出版文化賞、『滝山コミューン一九七四』(講談社)で講談社ノンフィクション賞、『昭和天皇』(岩波書店)で司馬遼太郎賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

niz001

8
初著者。解説に書かれているところの『鉄道ファンとしての楽しみも語られ』ている個所は楽しんだがそれ以外が合わず。妙に皇室の話が多い。2025/01/17

だんだん

3
読み始めから読み終わりまで、淡々と、「ふむふむ」といった感じで気づいたら読み終えていた。もともとが雑誌に連載していたエッセイから持ってきたという経緯なんかも、このような感じの読み方になるのかもしれない。2025/04/12

Go Extreme

2
歴史のダイヤグラム 動く公共空間 誤配の可能性 線としての鉄道 柳田國男の鉄道論 車窓の光景 記憶に残る一瞬 皇室と鉄道 ミッチー・ブーム 平成流のお手振り 占領下の専用列車 新幹線の革新 駅名変遷ものがたり 上野駅 ターミナルの終焉 参勤交代 交通の政治学 レッドアローからラビューへ 常磐線 分断と一体性 ローカル線の魅力 フリーゾーン構想 三陸鉄道 応援の輪 南満洲鉄道 あじあ号 宮脇俊三 鉄道の黄金時代 公共交通の役割 コロナ禍と鉄道経営 採算性だけではない価値 只見線の健闘 陰翳礼讃の旅2025/04/20

onepei

2
鉄道ファンがゆえにいろいろ言ってしまう感2025/03/23

tecchan

2
鉄道に関するエッセイ。日本近現代史における鉄道の意味を問う著者ならではの愛惜の鉄道文化論。皇室と鉄道とのかかわり、新幹線の建設が東京一極集中を進め地方の衰退を加速していることの指摘など鋭い。鉄道は今後どうなっていくのだろう。2025/01/03

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