出版社内容情報
かこさとしさんの人気化学絵本シリーズ『絵でみる化学のせかい』。
未来の化学者たちを育てたい、とかこさんの強い思いがこもった名シリーズです。
同シリーズを今回、データを2024年最新のものに改め、新たな学説や解説を大幅に追加。
サイズも見やすく大判化し、デザインを刷新し、新しいイメージで『新・絵でみる化学のせかい』として生まれ変わりました!
シリーズで揃えたくなるカバーデザインで、プレゼントにも最適です。
かこさんならではのかみ砕いた優しい語り口と遊び心あふれるイラスト満載で、
「深くて面白い化学の話」が楽しく読み込めます。
文字量もある程度ありますが、文字組みなども見直し、読むハードルを極力感じることのないように努めました。
化学って面白い! きっとそう思ってもらえるのではないでしょうか。読めば読むほど、「分かる楽しさ」が感じられるシリーズです。
子どもの好奇心のはじまりに。一生ものの「知」のプレゼントを。
3巻はテレビ、カメラなど、化学のちからで始まった、身の回りにあるさまざまなものたちの歴史やなりたちを、世界の名画に触れながら追っていきます。
『かこ さとし 新・絵でみる化学のせかい』シリーズ全5巻 監修・藤嶋 昭
1巻
原子と分子のたのしい実験
2巻
なかよし いじわる 元素の学校と周期表
3巻
化学の大サーカス 技術の歴史
4巻
地球と生命 自然の化学
5巻
化学の未来 資源とエネルギーの話
内容説明
わたしたちのまわりは不思議でいっぱい。色はどうしてみえる?においを感じるってどういうこと?カメラやテレビのしくみは?どんどん便利になる世の中だけどどうやって発達してきたのかな?根っこにあるのは、み~んな化学。そのしくみや進化のようすを名画や歴史をみながらすじみち立てて楽しく、わかりやすく解きあかしていきます。
目次
1 さまざまな色 あざやかな色どり(キラキラ顔料、つやつや塗料;あわの染めもの 泡のはたらき;ガラスのきらめき焼き物変化)
2 たねもしかけも 化学の魔法(においのふしぎ;エメラルドの女王;ダイヤの王様;虹のコピー、電子の写真;まばゆい火の鳥蛍の光)
3 原子のスリルと電子のはなれわざ(ピカピカ ホカホカ 光と熱のかんづめ;鉄もつらぬく怪力光線レーザー;電子の迷路 集積回路)
4 びっくり化学の動物曲芸(水中バレエ、スケートダンス;光をまげるヘビつかい 光ファイバー;分子のみだれで変幻自在液晶マジック;クマもおどろく超電導、クジラモこまる超流動)
著者等紹介
かこさとし[カコサトシ]
1926年、現在の福井県越前市生まれ。東京大学工学部応用化学科卒(1948年)。工学博士。技術士(化学)。1951年から会社勤務の傍ら東大セツルメント活動に携わり、工場地域の子どもたちを対象に子ども会の主催を約20年続けた。のちにその経験から多数の絵本を発表。専門性を活かした『かわ』、『海』、『地球』、『宇宙』などの科学絵本の他、さまざまな分野で600点以上の著作がある。児童教育の専門家としても全国で講演やテレビ出演等も行い、遊びの大切さを訴えた。『ピラミッド』で日本科学読物賞(1991年)、『伝承遊び考』の完成を含む諸活動で菊池寛賞(2008年)、日本化学会特別功労賞(2009年)ほか受賞多数
藤嶋昭[フジシマアキラ]
酸化チタンの表面に光が当たると強い酸化力が生じて臭いを消して環境をきれいにするなどの「光触媒」の研究で知られ、文化勲章を受ける。現在も研究を続けながら、全国の小中高大学で、実験を交えた講演を行い「身のまわりの不思議」を通して科学の面白さを伝える活動をしている。東京大学特別栄誉教授、東京理科大学学長、日本化学会会長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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