星海社FICTIONS<br> ファイナル・ウイッシュ―ミューステリオンの館

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星海社FICTIONS
ファイナル・ウイッシュ―ミューステリオンの館

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  • サイズ B6判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065367162
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

みなさまがここで一堂に会したのは、
ある方のファイナル・ウイッシュ(最後の願い)を叶えるため、です。

生と死の狭間という異次元世界に忽然と存在する〈ミューステリオンの館〉。
そこに10人の老若男女が集められた。彼らに共通していたのは〈広富学園〉の関係者であったこと。

誰が、なぜ、彼らを、〈館〉に招集したのか。
その謎を解く鍵は「ファイナル・ウイッシュ」。

ファイナル・ウイッシュとは、いまわの際の望みがなんでも希望通りに叶えられる、万人に保障される権利。
10人のうちの「誰か」が、ファイナル・ウイッシュを使って彼らを館に集めたのである。

ファイナル・ウイッシュの「主宰者」を突き止めるべく、動き出した10人が直面するのは、疑心暗鬼と策略と暴力。そして明らかになる〈広富学園〉の恐るべき過去とは……。

館×多視点×バトルロイヤル!
特殊設定ミステリの極北の悪夢が、いまここに幕を上げる!

内容説明

生と死の狭間という異次元世界に忽然と存在する“ミューステリオンの館”。そこに10人の老若男女が集められた。彼らに共通していたのは“広富学園”の関係者であったこと。誰が、なぜ、彼らを、“館”に招集したのか。その謎を解く鍵は「ファイナル・ウイッシュ」。ファイナル・ウイッシュとは、いまわの際の望みがなんでも希望通りに叶えられる、万人に保障される権利。10人のうちの「誰か」が、ファイナル・ウイッシュを使って彼らを館に集めたのである。ファイナル・ウイッシュの「主宰者」を突き止めるべく、動き出した10人が直面するのは、疑心暗鬼と策略と暴力。そして明らかになる“広富学園”の恐るべき過去とは…。館×多視点×バトルロイヤル!特殊設定ミステリの極北の悪夢が、いまここに幕を上げる!

著者等紹介

西澤保彦[ニシザワヤスヒコ]
1960年高知県生まれ。米エカード大学創作法専修卒。などを経て執筆活動に入る。第1回鮎川哲也賞で『聯殺』が最終候補作に選出され、1995年に『解体諸因』(講談社)でデビュー。同年、『七回死んだ男』(講談社)を上梓。大胆な設定と緻密な論理的解決、SFを融合させる作風で、現代ミステリのメインストリームである「特殊設定ミステリ」の生みの親となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yukaring

64
館×特殊設定×バトルロイヤルミステリ。生と死の狭間にある〈ミューステリオンの館〉に集められた10人の男女。彼らはある人物の今際の際の望み「ファイナルウィッシュ」でここに集められたのだと言う。ある人物とは誰なのか?目的は?設定が奇抜で皆の回想から過去の繋がりを探っていくのも面白いのだが、登場人物達が誰をとっても異常に軽い上に腹黒すぎて全く感情移入できないままにサクサク終了。回想シーンもわざとなのか誰が誰だかわかりにくくて読みづらいのが少し残念。疑心暗鬼になった彼らによるバトルロイヤルが結構グロテスクだった。2024/10/10

雪紫

54
「なんじゃこりゃ・・・(困惑)。」2023年、死ぬ人間の最後の願いで1989年の謎な館に呼び出された10人(大半は故人)。何故呼び出されたのか?の推理のはずが、積年の恨みで関係者が殺人鬼化して・・・。バトルロイヤルや登場人物のクズ具合に困惑。視点が説明なしにコロコロ変わるから登場人物一覧読み返し(あって良かった!誰か指摘して!)。ここ最近の西澤さんにしては「驚けたけどようやく読み終えたわ・・・。」な徒労感は薄かったけど、職場で読み終えて家に帰るまで思い出すたびに思う。「なんじゃこりゃ・・・(困惑)。」と。2024/10/24

rosetta

33
★★☆☆☆いつものお得意の特殊設定ミステリーなんだけど…その設定に納得がいけば楽しめるけどそうでなければスケートリンク並にツルツル滑って読むのが辛いだけ。登場人物が多くて視点がしょっちゅう入れ替わるんだけどその書き分けもイマイチでどうにも話に入り込めなかった。好きな作家さんだからこれからも読み続けるけどさぁ、こういった失敗作も多いんだよねこの人。星海社という出版社の編集者の無能のせいにしたくはないけど…2024/12/29

sosking

18
死んだ人の最後の望みを叶えるとの事で、10人の男女が館に集められる。そこから、人がどんどん亡くなっていくのだが、集めた主催者が誰で目的が何なのかを探っていく展開となる。ん〜、登場人物達の視点で場面展開していくが、正直誰の視点で書かれているのかが分からず、頭のなかで?が点灯する事が多かった。最後まで何とか読んで、再度読み直すと、主催者が誰だとか類推できる事が書かれていたり、ここの描写はこう言う事だったのねという事は分かったけど、一読だと分かりづらかったなぁが正直な感想。2024/12/03

だるま

17
著者の経歴紹介文に「特殊設定ミステリの生みの親」とあって、ああ、確かにデビュー作から特殊設定物だったなあと気付いた。この新作も特殊設定の極み。特殊過ぎて訳が分からない。館に招集させられた10人。誰かがファイナル・ウイッシュ(いまわの際の望みが叶えられる、万人に保障される権利)を使って集めたらしい。誰が、何の目的で? という謎がメインなのだが、犯人探しは放ったらかしでバトルロイヤルが始まる。特殊だな〜😅。暴力シーンの連続と、次々変わる視点。安らぎが全く無いから、読んでいて疲れた。西澤氏、少し距離を置こう。2024/11/26

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