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出版社内容情報
停戦から3年。永きにわたる共和国との戦争は、帝国に深い傷跡を残した。飢餓・疫病・兵隊の野盗化…。それは“戦災”という名の、もう一つの戦争だった。これを憂慮した帝国陸軍は情報部内に第3課を設立し、戦災復興任務に当たらせた。その実、軍部の予算獲得のための方便であり、臣民の不満を抑制する“言い訳”でしかない彼ら。だが、社会を覆う欺瞞のブ厚い皮を切り裂き、内部の腐敗を暴くことを真に実践する彼らは、自らを『パンプキン・シザーズ』と呼び、任務達成に向けて今日も邁進する!
電信を通じた『抗・帝国軍』に対しての訴えを終え、剣隊長『蠍の剣』を死闘の末に倒したアリス少尉。帝国の反撃が進む中、現れた巨大陸上戦艦『蠍の王冠』は圧倒的な火力で、帝都を蹂躙する。
一方、陸情1課の強襲制圧部隊『第1の大剣』は、人質にされた各国要人を救うために『言語の塔』に突入を始めた。
人質となった一部の要人を救出し、国家の存亡に関わる交渉を開始したケルビム中佐。砲弾が飛び交う戦場の中、特許違反を盾に各国の大使達と“密約”を結ぶべく舌戦を繰り広げる。瀕死の帝国を救う道は!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もるもる
11
久しぶりの新刊!!! 相変わらずの策謀劇と思想戦で、場面転換がほとんど無いのに手に汗握る熱さがある。それはそれとして早く打倒巨大戦車も見たい2024/08/17
doggie
9
「貴様の代わりはおらん。もう少しだけご自愛くだされ」 いくらでも代わりがいると言うケルビムに対して危うさを感じていただけに、ラインベルカの言葉がすごく嬉しい。そしてそして、待ちに待った新刊!岩永先生ありがとうございます!2024/08/28
ささやか@ケチャップマン
9
5年ぶりに新刊が出て、連載が再開したのは本当に喜ばしい。まあただその影響か24巻はこれまでよりページ数が少ない。それにここまで連載が中断してしまうと、今やってる編が終わると、そのまま完結で終わってしまうのではないかと不安になる。再開を機に人気が上昇して作者が描きたい最後まで描けるといいなあ。2024/08/26
毎日が日曜日
7
★★★+2024/08/18
カレー
6
再開してくれて良かった~2024/08/20