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出版社内容情報
生者と死者。
断絶した世界のふたりが、手を伸ばし合う。
切なくて怖くて愛おしくて、心がぐちゃぐちゃにされて、でも読まずにいられない…。
話題騒然! 今いちばん面白い、唯一無二のホラーラブストーリー。
青野の祟りを恐れた同級生たちにより、
文化祭の舞台上で、夫婦石の儀式が執り行われた。
儀式により、意識を失った優里は、
幼いころの青野の記憶を辿ることに。
それは愛おしさと苦しさに満ちた日々。
「やっと二人きりになれたね」
青野の言葉とともに、意識を取り戻した優里だが、
なんと妊婦のように、お腹が大きくなっていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kenitirokikuti
10
最終章「受肉編」になって少ししてから、再び本誌で連載を追い始めたのだった。タイトル通り、ついに優里は青野くんに触れるようになった。そして…どおなるのだろうか…▲以前、『チェンソーマン』の藤本タツキが本作のレビューをしていた。『同 第二部』を想起すると、藤本はけっこう本作を意識しているのかも…と思ったりする。2024/07/26
たいやき
6
クライマックスに向かってる感じがすごい。毎回ながら感情の言語化がお上手過ぎて読んでるコッチに刺さりまくる。2人には幸せになって欲しいけど経緯的には幸せになってはいけないよね?儀式を完成させたらダメなやつよね?2024/10/06
キテル
6
切ないなー。Hの事ばかり言っているような気がしますが間違いなく純愛ですよね。何も知らない者同士がお互いを知り、大切に思い、求めていく。ブルーチア棚小支部がどう作用するのか?のぞみちゃんはいい子だけど曾祖母(悪人面)に引っ張られすぎだし。翠ちゃん、青野ママの行動原理が膝を打つほどによく分かったし、目からウロコ乱射するくらい腑に落ちた。自分が受けてきた仕打ちや、自分の中にあった仄暗い欲に「名前を付けて保存」できた感じ。青野君、優里ちゃん二人に幸あれ!2024/07/23
みどり
5
いつも心が削られる内容で、作者のメンタルも心配になってしまう。でも今一番新刊が楽しみなマンガです。結末はどうなるのか…
bbbhatohato0909
5
姉に自分の意思で立ち向かう優里ちゃんかっこいい。強くなるときは痛いんだ。強くならなくたって大丈夫な世界がいいよね、そうだね。優里ちゃんに生きていてほしいけど、優里ちゃんの望みは最初からタイトル通りなので、どうしたらいいんだろう。青野くん気合いでなんとかノー生贄で蘇らんか。コミカルな描写も逸品でめっちゃ笑った。先っぽだけ解説ひどい笑2024/08/13