河出文庫 古典新訳コレクション 20<br> 春色梅児誉美

個数:
電子版価格
¥880
  • 電子版あり

河出文庫 古典新訳コレクション 20
春色梅児誉美

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年12月04日 05時49分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 232p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309420837
  • NDC分類 913.54
  • Cコード C0193

内容説明

しっかりものの芸者・米八、置屋の美しい一人娘・お長、二人に愛される若旦那・丹次郎―。優柔不断な美男子と芸者たちの恋愛模様を描き、江戸期の人情本を代表するベストセラーとなった『春色梅児誉美』。新訳にあたり登場人物を一人称で編み直し、気っ風のいい女たちの連帯を生き生きと描くエンタメ長編!

著者等紹介

島本理生[シマモトリオ]
1983年東京都生まれ。2001年「シルエット」で群像新人文学賞優秀作、03年「リトル・バイ・リトル」で野間文芸新人賞、15年『Red』で島清恋愛文学賞、18年『ファーストラヴ』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さてさて

117
米八の丹次郎への思い、一方で米八の存在を気に病む お長の思いが”三角関係”として描かれていくお江戸のベストセラー”人情本”の現代語訳であるこの作品。そこには現代のベストセラー作家である島本さんだからこそ描くことのできた現代の「春色梅児誉美」の姿がありました。カジュアル訳に徹した島本さんの読みやすい筆致に驚くこの作品。物語に浮かび上がる200年前の恋模様に人の心の有り様が何も変わらないことにも気付くこの作品。200年前のお江戸の人々の気持ちに少しだけ近づいたような読後感、とてもよくできた作品だと思いました。2024/04/18

にゃんこ

4
かわいい表紙にワクワク。江戸時代の話題作に親しめるなんて、現代語訳ありがたいです。河出文庫に古典新訳シリーズがあるんですね。他も読みたい。興味深いけど、心動かされるほどではないんだよな〜という古典との距離感を、かなり縮めてくれました。美男の丹次郎が「さんきゅ」とか言うんですよ。照2024/06/11

マッケンジー

3
初読みの作家さん。江戸時代のベストセラー本の新訳版。しっかり者の芸者と置屋の一人娘、そして二人に愛されている美形の丹次郎を軸に繰り広げられる人間模様。今で言う恋愛エンターテイメント作品。令和の今も楽しめる作品だけど、頼りない丹次郎のどこがいいのか理解に苦しむ。2024/02/17

Rei

1
甲斐性のない色男を愛する2人の女の話。人がいいって言う男がよく見えることってあるよね…。2024/02/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21743826
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。