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出版社内容情報
若年妊婦の友人、ライムちゃんの病院に付き添う予定だった福は、「切迫早産気味」になり、その約束を果たすことができず、彼女からの連絡は途絶えてしまう。いよいよ臨月を迎えたある日、パチンという音とともに、ひんやりと伝う違和感を感じて…!? 高校生の妊娠をめぐる物語、第9巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みやしん
5
祝福される生命。次は産後のあれこれで、制度の連峰は果てしない。プロフェッショナルな人達の頼もしさも勿論だが、余計な雑音ではなく正しい情報を吸収し本来は当然な作業を一つずつこなす幼い奮戦は気高い。主人公は確かに無謀な未成年出産だった。しかし決して孤独な戦いではなく、できることを確実に誰かしらの協力を仰いでいた。それが母親なり医院のスタッフなりそして常にそばにいた彼氏なり。ただ、SNS炎上などの悪意がサラリと流されたのが少し漫画として物足りなかった。2024/09/07
あやちゃま
4
未完。出産した。宝と福が幸せそうやった。本編は終わりなんかな。2024/08/15
ふみか
1
小中学校の保健室や図書館に是非置かれて読んでほしいガイドブック的な主人公の周りの人物の描き方と、しかし綺麗な面だけではなく、現実にあり続ける問題点も記して続きがあるところに信頼がおける。らいむちゃん。どうして妊娠は男と女での性行為からなるのに、出産は女だけの問題になるのか。育児放棄を先にしたのは誰なのか?男であるのに。2024/08/09
Shiho
1
あー、めちゃくちゃいいお話だった。 高校生が産むということ、世間一般のレールから外れるということ。大勢の歩む道から外れたらそれは失敗なのだろうか。 責任が取れるまでセックスするな、なんて無理な話。 避妊をしたとしても、完全なわけじゃない。 もし妊娠してしまったときの取るべき行動を取りにくい世の中の雰囲気。 なんか色々考えさせられてしまったし、こうなるといいよね、がたくさん詰まった良い作品だった、出産のシーンは涙なしでは見られなくて。 たくさんの人に読んでほしい。2024/08/07
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- 処女の道程 新潮文庫