出版社内容情報
世は移るとも「名画」といわれる西洋絵画の数々を、5つの柱でざっくり読み解く。絵の「謎解き」がすらすらできる、新しい美術入門!
内容説明
世は移るとも「名画」といわれる西洋絵画の数々から、病みつきになる面白さが味わえる作品を厳選!後世に多大なる影響を与えた画家たちの強烈な個性と傑出した技量。一枚の絵に秘められた物語と事件、伝統と革新のせめぎあい。日本人が苦手な神話画、宗教画の“約束事”まで、西洋美術史界の碩学が、6つの柱で「見方の要点」を明快に解き明かす。短時間で絵の謎解きが堪能できる新しい美術ガイド!人類の至宝オールカラー114点。
目次
1 色彩
2 デッサンと形
3 遠近法
4 光と影
5 構図
6 人体表現
著者等紹介
千足伸行[センゾクノブユキ]
美術史家、成城大学名誉教授。海の見える杜美術館顧問。1940年、東京生まれ。東京大学文学部卒業後、TBS(東京放送)を経て国立西洋美術館勤務。1970年、西ドイツ(当時)政府給費留学生としてミュンヘン大学に留学。主にドイツ・ルネサンス美術を学ぶ。1972年、国立西洋美術館に復帰。1979年から成城大学に勤務し、同大学名誉教授。ヨーロッパ近代、特に世紀末美術を専門とし、多くの展覧会も企画(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こぽぞう☆
13
「西洋絵画の見方」的な本買いすぎww 6つのポイントに分けてあって、時代とか国とかで分けてないのが、この本の良いところか。2018/07/01
ぽっぽママ
6
遠近法とか構図とか絵を描く手法に重点をおいて解説してある。写真がカラーなのが嬉しいが、本文の解説読んでいて「えっ、どこ?」。小さい。文庫だししかたないけれど。せめて1ページ分の大きさがあれば…贅沢な注文です。2015/05/22
小桜
2
時折描かれるリンゴ、羊、ドクロ、砂時計などには意味がある。浮世絵に影響を受けたとみられるものもある。本当は写実的にも上手く描けるピカソが、一周まわってあのようなタッチで描くようになったようだけど、正直いまだに理解し難い。2016/06/11
Ai
1
2015-212015/01/01
り
1
先日行った大エルミタージュ美術館展にて購入。美術館やアートフェスに行くのは好きなのですが、知識には乏しく、勉強したいな、、と思っている次第です。この本では、西洋絵画を見る上でのポイントが提示されており、心構えとして読むのによい本だと思いました。載っている絵の中で、今まで見たもので一番感動したのは、モネの印象・日の出だったのですが、解説を読んでまた少し感じ方が変わったり。西洋絵画、深く知ろうと思うとやはり聖書と神話の知識が欲しいなとも思いました。2018/01/27
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- 洋書
- Good & Safe




