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出版社内容情報
あざとい女に厳しすぎる男子高校生・橋本令児と、
令児に一途な薬師寺みかげ。
みかげの恋のライバル・悠と、彼女に因縁のあったゆり、
さらにはイケメン&妹ラブのみかげ兄まで加わって
みかげのまわりは今日も大騒ぎ。
一方、苦手だったはずの女子の「あざとい」だけじゃない一面を知り、
令児のみかげたちへの思いも次第に変わっていき……!?
こじれまくりの恋愛心理戦、ついに終幕へ!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
歩月るな
7
一人一人の好きの気持ちを大切にする、ストラテジックラブコメの黒幕、みかげの兄(弁護士)の登場により、物語が動き出す起承転の転からの結び、最終巻。文化祭を男友達との友情に費やす展開も嘘が無く、令児の好感度があがるばかりである。ラブとコメディを両立させて、笑って泣けてしっかり終わる、満足感てんこもり。令児の考え方は理解できるから、最初から好感度しかなかったけれど、自分の気持ちが良く分からなくても、ちゃんと人の心を理解している。女と接しないことを人生目標とした根幹が揺らいでいく展開ながら、軸はブレない、立派だ。2024/11/19
RoughMagician
2
3巻で完結してしまい残念、もっと読んでいたかった。『4000倍の男』より、ずっと面白くなってたし、画力も↑↑。キャラそれぞれの物の見方・考え方の違い、アンジャッシュ的なすれ違い等、作者の腕の良さがうかがえる面白要素が良かった。前作のイカれた印象が、本作で変わった。次回作も読もうと思う。2025/03/27